アルテグラ(Ultegra)は、大阪府堺市の工業製品メーカー「シマノ」が開発・製造している商品のシリーズ名。
2016年現在は、自転車用パーツ(コンポーネント)および釣り竿のスピニングリールの商標名として使われている。
自転車用パーツ
ロードバイク用のコンポーネント。デュラエースに次いで第2位の、準高級クラスの製品として位置付けられている。
2016年現在発売されている製品は「6800系」および、電動シフターの「6770系」。
そのご先祖は1976年に発売されたランドナー(長距離ツーリング用自転車)用パーツの「600」であり、1992年に現在のアルテグラの名が付けられた。その後ツーリング路線からレース路線へと戦略を転換したことにより、デュラエースに次ぐ製品へと変貌した。
2011年、デュラエースに続いて、ディレーラー(変速機)の駆動方式を従来の金属ワイヤー方式から電動モーター方式に変更した「Di2」(6770系)が発売された(従来の金属ワイヤー方式も並行して発売継続中)。
デュラエースよりもだいぶ安価であることから、プロレーサーの間では練習用でアルテグラの車両に乗り、本番でデュラエースの車両に乗り換える者も多い。
スピニングリール
アルテグラの名を冠してはいるが、コチラは自転車とは異なり、ミドルロークラスの製品である。
スピニングリールの中では安価な部類に入る(実勢価格1.5~1.8万円)。
新カーボン材料「CI4+」を使用した「マグナムライトローター」を採用しており、リールの軽量化、慣性・始動トルクの低減、感度・回転のダイレクト感の大幅向上に成功している。
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