ガンマ線バースト単語

ガンマ線バースト（以下、GRB）とは、電磁波の一種であるガンマ線が爆発的に強くなる現象であり、指向性を有した、全宇宙最大規模の爆発且つ高光度の物理現象である。すなわち、全宇宙最強のリアル破壊光線である。

ブラックホールを形成する程の爆発規模の極超新星（英: hypernova）の極方向から放たれるタイプと、中性子星等の高密度天体同士の衝突合体の際に放たれるタイプとに大別される。

2011年11月20日、約130億年前のビッグバンによる宇宙の始まり以降のGRBでは、当初考えられていたより遙かに大量のエネルギーが生成されていることが判明したという旨の研究結果が発表された^[1]。

GRBの被害事例

約4億5000万年前のオルドビス紀－シルル紀境界（O-S境界）の地球

この時期に起こった大量絶滅の原因として、GRB被曝説がある。