クロキリ(フンボルトペンギン)とは、東武動物公園で飼育されていたフンボルトペンギンのことである。
概要
東武動物公園にて飼育されていた雄のフンボルトペンギン。同園にて飼育されているカイ(雄)とシルバー(雌)の間に2016年11月26日に誕生。2017年の『けものフレンズ』コラボがきっかけでグレープ君が話題になったときはまだ子供(亜成鳥)で、他のペンギンと模様が異なっていたため、同時期に生まれたビールとともに目立っていた。2017年9月に換羽により、大人と同じ模様になった。
名前の由来は霧島酒造が製造販売している焼酎である「黒霧島」で、飼育員の好きな飲み物からきている。同時期に生まれたもう1羽のペンギンに「ビール」とつけられていたため、それに合わせる形で名づけられた。
ビールと比べると胸の斑点が少ない。また、親のペンギンに育てられたため、ビールと異なり餌の時以外は飼育員に寄ってくることは少ない。警戒心が強いが、ガラス越しに人と遊んでくれるツンデレな所がある。
子供の頃は、フルルがいた岩(通称:フルル岩)の近くにいることが多かった(グレープ君と比べると離れている)が、最近はペンギンの大地入口近くの岩の上(通称:クロキリ島またはクロバロ岩)にいることが多い。
個体識別のために右側のフリッパーに青と黄の翼帯が着けられている。左側に青と黄の翼帯が着けられている雌の「バロ」がいるが、2018年頃から偶然にもそのバロと一緒にいることが多くなり、つがいになっている(ただし血統の関係上、2羽の間に産んだ卵は孵化させることができない)。
2020年11月12日に国内のフンボルトペンギンの繁殖計画により長崎ペンギン水族館へバロと共に移動、22日に飼育場デビューした。バンドは両側に黄・桃が着けられた。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- フンボルトペンギン
- 長崎ペンギン水族館
- 東武動物公園(生まれ育った園)
- 東武動物公園のペンギン一覧
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