シノギとは、
- 刀や包丁の刃と峰の間の膨らんでいる部分のこと。漢字は鎬。「ウチの流派は相手の刀での攻撃を鎬で受けるんです。」
- (ことわざ)鎬を削る。激しく争うこと。またライバル同士が切磋琢磨するさま。「彼女は他のライバル女子二人と学力その他で鎬を削っている。」「CS進出に向けて阪神と横浜が鎬を削っている。」
- 凌ぐこと。乗り越えること。耐えること。「その場しのぎ」などと名詞化して使われる。「いいんだよ俺の得意技はその場しのぎだ。」「退屈しのぎにゲームをする。」
- 収入を得るための術のこと。多くの場合、ヤクザなどヤバイ人がする場合に使われ、カタギにはあまり言わない。「アイドル事務所が表向きの看板で、主なシノギは違法賭博や売春の仲介だ」
- 会葬者に出す食事のこと。「不味いシノギだ。」
- 柄杓の螻蛄首より下の部分。「しのぎにカビが生える。」
- 茶道で、風炉の灰を寄せるときの山の灰角のこと。
- MAD TRIGGER CREWの楽曲。
- 囲碁の用語で、相手の勢力圏で自分の石を生存させること。「シノギの名手」
- 陶芸で、皿などの一段高くなって稜線のようになっている装飾のこと。「鎬の技法」
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