生存とは
本稿では(1)について解説する。
概要
生きて存在すること、生き永らえる、生命を維持しているといった意味がある。
普通の人が普通の日常生活を送っている状態というよりも、
生存困難な環境や、健康状態等にも拘わらず生きている、生き残ったといった意味合いが強い。
- 極度の高温・低温・乾燥・水中・宇宙空間といった生存困難な環境。
- 水や食料、酸素・栄養といった生命維持に必要な要素が大きく欠乏した環境。
- 災害、事件や犯罪、事故、遭難。(サバイバル)またそれらと隣り合わせの危険な環境。
- 過酷な戦争や戦闘、戦場における活動、生活、避難。
- 命に関わる重傷、死亡率の高い難病や感染症。
- 平均寿命を大きく超えた高齢。
- 怪物や猛獣、ゾンビ、モンスターといった危険が跋扈する環境。
…その他、生きている事が不思議な事象や環境でも生命活動を維持している状態を指す。
生存している=無事である …とは限らず、
かろうじて一命を取り留めた、奇跡的に蘇生・回復した状態を指す場合もある。
消防や救難の現場では生存者(サバイバー)とも呼ばれる。
自分だけ生存してしまった事に対する罪悪感を持つ人もいる。
(→ サバイバーズ・ギルト)
ニコ動や芸能活動などをしている人が、長らく活動していなかった際や
居住地域が大規模な災害に巻き込まれた際、「生存報告」という形で発信する場合もある。
フィクションにおける生存
他の登場人物の死との対比するなど、様々な用途として描かれる。
- 一族や組織、集団の中で主要人物だけが奇跡的に生き残る。
- 脅威や災害、危険地帯からの生存・脱出を目的とした作品も多い。
- 生き残った人類や市民が細々と生活したり、脅威に晒される、立ち向かう。
- ゲームでは特定の人物を生存させる事で、その後の展開、エンディングが大きく変わる場合もある。
- 特定の人物の生存を目的とし、必要物資の入手に奔走する展開も多い。
- タイムスリップによって自分または特定の人物の生存を目的とした作品もある。
- 逆に、悪意を持った人物が生存してしまった事で後に悪影響を及ぼすパターンもある。
- 人物の生存を偽装したり、実は生きていたという展開も割とある。
- キャラクターの死亡を示唆、予感させすぎると逆に生存する。(→ 生存フラグ)
- あえて書くなら、ギャグ漫画では何をやっても基本的に生存する。(→ ギャグ補正)
- (その他あれば追記募集)
関連項目
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