だれか トビウオの 小さい ぼうやを たすけて やれる ひとは いないでしょうか
概要
「トビウオのぼうやはびょうきです」とは、1982年に金の星社から出版された絵本である。作・いぬいとみこ(初版絵・津田櫓冬)。なお、本記事の最初の一文は、絵本の最後に書かれたものである。
美しい珊瑚礁の中で暮らすトビウオの家族とトビウオの坊や、穏やかに日々を過ごす最中、彼らに降りかかった出来事が描かれている。
海上核実験(水爆実験)の影響を人間以外の視点から描いた絵本。いつものように父親を送り出したその日轟音と閃光が炸裂する。降り注いだものを坊やは面白がって泳ぐが、やがて沢山の死体が流れてくるようになり、坊やも病気になってしまう。救いのないトラウマ系の絵本である。大人になってから見ても、いや大人だからこそキツイ。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- あらしのよるに
- ウォーリーをさがせ!
- おまえ うまそうだな
- カメレオンのかきごおりや
- 汽車のえほん
- ぐりとぐら
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