トビカガチとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
概要
牙竜種 | |
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トビカガチ | |
別名 | |
通常種 | 飛雷竜 |
亜種 | 飛毒竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
新大陸にある古代樹の森に生息する“牙竜種”に属するモンスターで、「飛雷竜」の異名で呼ばれている。
ヘビとトカゲを足して割ったような形態が特徴で、その薄銀色に輝く細身の体は鱗だけでなくきめ細やかな体毛も備え、そして自身の体躯に匹敵するほど長い尻尾を持っている。
樹上生活に適した体になっており、その長い爪で木の幹を登ったり、四肢の間にある被膜で滑空して木々の間を飛び回るというムササビのような動きで密林を駆け回る。
戦闘時には素早く動き回りながら相手の背後を突こうとしたり、あるいは登った木の上から標的に向かって皮膜を広げながら襲いかかる。もう一つの特徴として、激しく動き回った際に体毛から生じる静電気を蓄積し、それが最大まで溜まった際に全身の毛が激しく逆立った帯電状態という形態に移行、その貯めた電力を攻撃に利用する。この帯電状態ではさらに動きが激しくなり、加えて各種攻撃に強い雷属性が乗るようになるというあのジンオウガによく似た性質を有している。
実に恐ろしい獰猛そうな面構えをしているが、新大陸の個体は意外におとなしい気質なのかハンターに対してはこちらからあからさまに攻撃を仕掛けてこない限りは無理に戦おうとしない傾向がある。そのためか古代樹の森におけるヒエラルキーはそれほど高くはない模様で、同じ地域に住むアンジャナフを事実上の天敵としている。
MHRiseの主な舞台となるカムラの里と呼ばれる集落付近の環境でも本種の生息が確認されている。
亜種
MHWの超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』にて登場した寒冷地帯に棲むトビカガチの亜種。
全身の体色が微妙に茶色がかっているのと、常に背中の毛が逆立った状態なのが通常種との主な違いとなっている。
基本的に地上性で通常種のような立体的な動きはあまりしないが、四肢の被膜は健在で、通常種以上の機敏な動きで相手に襲いかかる。
攻撃能力も通常種と異なり、牙に仕込まれている対象の動きを止める麻痺毒および尻尾の棘に含まれている敵の体力を奪う出血毒が武器であり、特に尻尾のものはそれを振り回した際に棘が広範囲に飛散するという性質を持ち、その棘を離れた場所にいる相手に打ち込んで毒状態にしようとする。しかもこの毒素は累積性があり、針から注がれる度に毒の勢いが強くなる。
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関連項目
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