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新たな生命の地。
狩れ、本能のままに!
モンスターハンター:ワールドとは、2018年1月26日発売のPlayStation 4/Xbox One/PC用ゲームソフトである(日本ではPlayStation 4版のみ)(2018年8月10日からSteamにて日本語版が配信された)。
略称は「MHW」もしくは「MH:W」。正式名称ではモンスターハンターとワールドの間に「:」が付くのに注意したい。
概要
モンスターハンター:ワールド | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ハンティングアクション |
対応機種 | PlayStation4 Xbox One(海外のみ) PC(Steam) |
発売元 | カプコン |
発売日 | 2018年1月26日 |
価格 | パッケージ版:8,980円 ダウンロード版:8,315円 デジタルデラックス:9,241円 コレクターズ:15,980円 |
対象年齢 | C |
通信 | |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
Electronic Entertainment Expo 2017. 6.13(日本時間)で発表されたモンスターハンター最新作。PlayStation系列ではモンスターハンターフロンティアを除けばモンスターハンターポータブル3rd以来のシリーズ作品。
据え置き機専用作品としてはモンスターハンター3以来の作品であり、グラフィック面の変化も非常に大きい。PS4版では特別なコンテンツが収録される。
また、今作ではエリア間の移動や各種アクションをシームレスで可能になり、自由度の高いハンティングを可能にする「サバイバルツール」が実装されたり、クエストの途中参加機能など、数々の新要素を組み込んだ作品となる。
ストーリー
古龍が大海原を越えた先の『新大陸』に向かう現象、通称『古龍渡り』。
かつては100年周期で繰り返されてきたこの現象は、天災級の古龍の移動により少なからぬ被害を出し続けてきた。
そして現在ではその周期は大きく狭まり、約10年で『古龍渡り』が確認されるまでに至っていた。
この『古龍渡り』の解明を目的とし、今から約40年前、ハンターズギルドは『新大陸古龍調査団』を結成。過去4度にわたる調査団の派遣および調査が行われてきたが、いまだ『古龍渡り』の真相はつかめないままだった。
プレイヤーであるハンターはこのたび結成された『第5期調査団』に、推薦組として招聘される。そして歴代最多となる団員と共に、今回渡りを行う古龍『ゾラ・マグダラオス』の追跡を行いつつ、新大陸の調査へと向かうことになったのだった。
共に狩猟を行ってきたオトモと共に、ハンターは船中で「相棒」となる編纂者と初めて出会う。しかしその時突如として船は浮上したマグダラオスの背に乗り上げ、二人は巨大な古龍の背中に墜落してしまう。生ける火山から翼竜を利用して脱出した二人の前に、ようやく新大陸がその姿を見せるのであった……
拠点・フィールド
新大陸
『3』において大幅なシステム・モンスターの変更が行われたことから非公式に語られてきた「新大陸」とは別の大陸。
現大陸とは生態系が異なる事が過去の調査からも判明しており、独自の進化を遂げている。
海路・空路ともに気象が安定しない事から、ストーリー開始当初では定期的な往来は出来ない。
拠点
今回の拠点は従来シリーズのような「村と街」「村と集会所」のような『オフライン拠点とオンライン拠点』の概念はなく、調査団の拠点『アステラ』が双方の役割を果たすこととなる。
- アステラ
今作の拠点。前述のとおりオフライン拠点であると同時にオンラインの拠点でもある。
約40年前、第1期調査団が新大陸にやってきてから設営をはじめ、後続の調査団が来るたびにそれぞれが目的に合わせた増築・拡張を行ってきた。現在は上下4層のエリアに分かれており、リフトを使った移動が可能。
創設当初は物資が限られていたために「素材として使えるものは何でも使う」方針が続いており、船をそのまま陸揚げしたうえひっくり返して使うなどかなり豪快。 - 研究基地
ストーリー中盤から行けるようになる拠点。
約20年前、第3期調査団が船を気球に改造して大峡谷を越えたものの、モンスターの襲撃によって不時着。乗員の生存は確認できたが、そこから戻る事が出来なくなってしまった。
フィールド
今回のフィールドはエリアの概念がなくシームレスでの移動が可能になったほか、翼竜を使った移動やキャンプ間のファストトラベルなどが使えるようになっている。
また、フィールド上の見える生き物(環境生物)はほぼ全種類が採取可能となっており、従来よりもいっそう自然を感じられるようになっている。
- 古代樹の森
今作で最初に公開された緑豊かなフィールド。
フィールド中央部には様々な木々が連なった巨大な“古代樹”がそびえ立っており、森全体が一つの生態系を作り出している。中央部に行くほど強力なモンスターが生息し、古代樹の最上層にはリオレウスなどの強力なモンスターが巣を作っている。 - 大蟻塚の荒地
乾燥地帯と“古代樹”を水源とする沼地が入り混じるフィールド。
乾燥地帯である砂地にはその名の通り巨大な蟻塚が目立ち、沼地には豊富な水を得てさまざまな植物が群生している。そして、乾燥地帯と沼地をテリトリーとするモンスターたちが住むが、一部の地下が空洞になっているところにも…… - 大峡谷
アステラ側と陸珊瑚の台地を隔てていた巨大な谷。人間の足では到底踏破できない。
ストーリー中盤で大きな地殻変動が起き、裂け目を通って陸珊瑚の台地に徒歩でも行けるようになった。 - 陸珊瑚の台地
海とも陸とも取れる不思議な空間が広がる、高低差の大きいフィールド。
名前の由来となった陸珊瑚(オカサンゴ)は産んだ卵を湧昇風(ゆうしょうふう)に乗せて台地に振り撒く。生き物たちは卵を求め集まるが、当然それらを狙う強力なモンスターも住んでいる。 - 瘴気の谷
死体と骨が幾重にも積み重なった、陰鬱なフィールド。
基本は分解者が作り出す生態系だが、最下層では酸の泉や菌糸が作り出す幻想的な光景が見られる。名前の由来となった“瘴気”は有機物を分解するバクテリア群のことであるが、瘴気交じりの空気を吸い込むと人体に害をもたらすほか、瘴気に侵されたモンスターは凶暴性が増す。 - 龍結晶の地
マグマとそれらが冷えた玄武岩からなるフィールド。
マグマ地帯はシリーズおなじみのクーラードリンクが必要になる。この地の由来となった巨大な“龍結晶”と呼ばれる結晶が多数存在し、他のフィールドよりも強力なモンスターが多く生息する。
システム
導蟲(しるべむし)
今作で新しく追加される装備品。
淡い緑色に輝く小さな虫の集団。ハンターたちの腰に吊るされた虫かごに収納されている。
本作の変更点であるエリア間のシームレス化と、フィールドが広大になったことから、プレイヤーが迷わないようにという意図で実装されたもの。この要素があるためペイントボールは今作では撤廃となる。
フィールドを探索していると、取得できるアイテムやモンスターの痕跡を教えてくれる。痕跡を集めていくと対象のモンスターへ案内してくれるほか、マップでタグを打つと案内してくれる。方向だけでなく道も教えてくれるが、戦闘状態になると警戒して虫かごに戻ってしまう。
また、近くにアイテムがある場合は自動的に発動、存在を教えてくれる。
特殊装具
今作で新しく追加される装備品。
着用する事で効果を発揮する「装衣」と、様々な効果を持つ煙を炊く「煙筒」の2種類があり、使用中は装具ごとに設定された特殊なスキルを使うことが出来る。ただし効果時間には制限があり、一度使うと再使用までにクールダウンが必要となる。
モンスターから身を隠す「隠れ身の装衣」、逆にモンスターの注視を取る「挑発の装衣」など、効果はさまざま。特に自動でモンスターの攻撃を回避する「転身の装衣」は、高難易度のエンドコンテンツでは絶大な効果を発揮する。
使用可能武器
剣士 | |
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ガンナー |
防具・スキル
今作では、防具は剣士とガンナーで同じものを使用するように変更される。
「武器種ボーナス」があり、近接武器を装備すると「物理ダメージ軽減」、遠距離武器を装備すると「属性ダメージ軽減」が発動するため、防御面に関しては剣士ガンナー共にほぼ今まで通りになる。
また、今作では防具や付随するスキルの仕組みが一新される。
今までの仕組みをスキルポイントによって一定ポイントでスキルが発動していたものが、今作ではスキルレベル制になっている。
防具には必ずスキルが付属しており、スキルを重ねていくごとにレベルが上昇、効果もより強いものになっていく。また特定の防具をシリーズで揃えると様々な恩寵が発動する為、スキル以外にも部位を揃える事でより強化される。
スキルを補助する「護石」は中盤以降、生産・強化での入手となり、上位になると防具に装着する事でスキルレベルを上げる「装飾品」が入手できる。
また、見た目を変更する「重ね着装備」が導入された。
これはMHXXの防具合成と似たシステムだが、こちらは重ね着専用の特別な装備として用意されている。
そのため防具合成と違い、組み合わせを変える度に合成し直す必要はないが、重ね着装備として用意されているデザインにしか変更できない。イベントによって入手できる重ね着装備もあり、コラボ先のキャラクターのコスプレやネタ装備も実現可能。
探索
クエスト外でもフィールドに赴き、狩りや採集を行える。MH3の「モガの森」に近いシステム。
今作ではさらに「異なるフィールド間の直接移動」「受付嬢からクエスト受注」なども探索中にできるようになっており、モガの森をさらに拡張、遊びやすくしたシステムと言える。
その他
- 「オープンフィールド」のテイストで、エリア間の移動がシームレス化(オープンワールドではない)。
- 敵対する大型モンスター同士は縄張り争いを行う。頭に噛み付いて振り回す、全身に巻き付いて締め上げる、などの専用攻撃モーションもあり、狩猟における乱入に救われるor更なる危機に陥るパターンもしばしばみられる。
- 上記も含め、モンスターのAIが強化されて「生き物」らしさが増した。大型モンスターはハンターを認識しても即座に攻撃には移らず、しばし警戒・威嚇してから攻撃態勢に移行するもの、脅威と見なしていないのか無視するもの、見た瞬間に殺しにかかるものなどさまざまな反応を占める。
- オンラインであれば、救難信号を出して他のハンターに助けてもらうこともできる。
- サブツール「スリンガー」により、ロープを飛ばして高所へ移動したり、石や木の実などを詰めて発射できる。発射物によってはスタン値や状態異常の蓄積なども可能。
- クエストの途中参加が可能。
- モンスターに体力バーはないが、与えたダメージの数値の表記がある(オフにも出来る)。これにより有用な武器や属性を検証する事も可能。
- ベースキャンプのテントに戻れば、武器・防具ともに変更可能。クエスト中に剣士からガンナーに切り替えることもできる。またアイテムの補充も可能。
- 回復薬などのアイテムは飲み歩きが可能になり、危ないと思ったらキャンセルも出来る。恒例だった使用後のガッツポーズも削除された。
- 一部のアイテムはサブツールに集約されている。
- 受付嬢などのボイスが多言語に対応(日本語やモンハン語などの切替も可能)。
- クエスト中でも昼から夕になるなど、クエスト中も時間が変化するようになった。
モンスターハンターワールド:アイスボーン
モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション | |
基本情報 | |
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ジャンル | ハンティングアクション |
対応機種 | PlayStation4 Xbox One(海外のみ) |
発売元 | カプコン |
発売日 | 2019年9月6日 |
価格 | パッケージ版:6,990円 ダウンロード版:6,472円 デジタルデラックス:7,398円 コレクターズ:16,990円 |
対象年齢 | C |
通信 | |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
2018年12月10日に『モンスターハンター:ワールド』スペシャルプログラムにて、超大型拡張DLC『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が発表。
2019年9月6日にコンシューマ版の世界同時配信及び発売となった。
従来のGシリーズに相当するコンテンツであるが、本編のみの既存ソフト用には拡張DLC(単体価格4,444円+税)を購入し適用する形となる。また本編と同梱されたパッケージ版・DL版が「マスターエディション」として発売されている。
ティザームービーでは寒冷地と思われる新たな大地が映し出されたほか、ナルガクルガの鳴き声と赤い双眸の軌跡が映っていた。
仕様は以下の通り。
- エンディング後から始まる、新たな物語が追加。
- 新クエストランク『マスターランク』が登場(従来のG級相当)。
- 新たなハンターランク『MR』が追加。
- 自由カメラ操作モード、『ビューモード』追加。
- 武器・防具が追加。強化ツリーも引き上げられる。
- 全武器にスリンガーを使ったコンボが追加。制限はあるが抜刀中に利用可能。
- その他、新たなスリンガーアクションの追加。
- 新フィールド『渡りの凍て地』が追加。徐々にフィールドが解放されてゆき、最終的には過去最大級のフィールドとなる。
- 『渡りの凍て地』調査のために築かれた新たなる拠点『セリエナ』が登場。アステラと同等の設備を備え、尚且つ位置関係を整理して利便性を向上させている。
- マイルームやテント内でしか出来なかったオトモアイルーの装備変更や、オトモダチ探検隊の派遣も拠点にいながらに可能となるなど、取り回しが改善された。
- 「モンスターライド」が追加。オトモダチになった小型モンスターにハンターが騎乗でき、マップで指定した地点まで移動してくれる。
- 「特殊個体」モンスターの登場。
- 既存のオトモ道具の上位版追加。
- マイハウスに家具の配置が可能。マイハウスに他のプレイヤーを招待できるようになった。
- 本編のクエストに限り、アイスボーン購入者と未購入者同士でマルチプレイ可能。
- 既存モンスターの亜種を追加。
- サークルへの参加申請機能を持った「サークルカード」の追加。
- クエストのマルチ用難易度に2人用の難易度が追加。また人数が減った場合にも難易度が変動(オトモアイルーも復活)する。
- 追加ストーリークリア後、新フィールド『導きの地』が登場。既存のフィールド全てが共存する特殊な環境で、通常の個体よりも強力な成長を遂げたモンスターが集まっている。
Steam版
Steam版は2020年1月10日に狩猟解禁。
アップデートはPS4版よりしばらく周期が早く行われる予定で、将来的にはPS4版とアップデートが同時になるように計画されている。
登場モンスター
表は2020年1月現在までに種族と名前が判明しているモンスター。発売後の無料アップデートによってモンスターの追加もされている。
※ ★はアイスボーンで追加されたモンスター。★はゲームシステム上枠組み・扱いが特殊なモンスター。
なお、本作のメインモンスターは本編が「ネルギガンテ」、アイスボーンは「イヴェルカーナ」が務める。
草食種 | 獣人種 | 甲虫種 |
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鳥竜種 | 飛竜種 | 魚竜種 |
海竜種 | 獣竜種 | 牙竜種 |
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牙獣種 | 甲殻種 | 両生種 |
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鋏角種 | 蛇竜種 | 古龍種 |
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翼竜種 | 遺存種 | |
関連動画
PV
デモプレイ
ストーリー
アップデート関連
関連商品
関連項目
- モンスターハンター
- Horizon Zero Dawn - コラボレーション作品
- ファイナルファンタジーXIV - コラボレーション作品
- The Witcher 3: Wild Hunt - コラボレーション作品
- アサシンクリードオリジンズ - コラボレーション作品
- Devil May Cry - カプコン繋がり・コラボレーション作品
- ストリートファイターV - カプコン繋がり・コラボレーション作品
- バイオハザードRE:2 - カプコン繋がり・コラボレーション作品
- ロックマン - カプコン繋がり・コラボレーション作品
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン - コラボイベントを開催
- モンスターハンター(映画) - MHWとアイスボーンの間の時系列に位置するエピソード
モンスターハンターシリーズ | |
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メイン | MH - MHG - MH2 - MH3 - MH3G - MH4 - MH4G - MHW |
ポータブル | MHP - MHP2 - MHP2G - MHP3 |
オンライン | MHF - MHF-G - MHF-Z |
スピンオフ | MHX - MHXX - アイルー村 - パズルー - MHST - MHSP - MHXR |
アニメ | ぎりぎりアイルー村(G) - MHST RO |
関連項目 | 関連項目一覧 - モンスター一覧 - 楽曲一覧 - プレイヤー一覧(生主・声優) |
外部リンク
脚注
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%3A%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89