ニニム・ラーレイとは、ライトノベル『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』、ならびにそのメディアミックス作品の登場人物である。
概要
主人公のウェイン・サレマ・アルバレスト（ウェイン王子）に仕える筆頭補佐官。本作のメインヒロイン。作中ではニニム、あるいはニニム殿と呼ばれることが多い。
筆頭補佐官として常に王子をそばで支える関係上、事務処理・秘書・相談役・護衛・諜報活動など、ありとあらゆる職務をこなす。ウェインとは幼馴染、かつ古くから主従関係を結んでおり、ウェインが本心を開ける数少ない人物でもある。主従関係とはいっても堅苦しいものではなく、周りに親しい人物しかいないときはお互いに冗談を言い合えるような関係である。その仲睦まじさから、ウェインの妹であるフラーニャは、兄の結婚相手に相応しいのはニニムと考えている。
大陸西側で被差別民族として扱われているフラム人の出自。フラム人は白髪と赤眼が特徴的であるため、大陸西側へ外遊する際は、フラム人とばれないように髪を黒に染める（瞳の色は作中世界の技術的に変えられない）。
のちになって、ニニムがフラム人始祖の直系の末裔であること、ならびにフラム人の次期族長候補であることが明かされている。
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