ニューヨーク ドリームとは、ゲーム『マリオカート』シリーズに登場するコースである。
概要
アメリカのニューヨーク市を走るコース。これまでのマリオカートシリーズにも「ムーンリッジ&ハイウェイ」など、都市の中を走るコースは存在したが、実際に存在する都市をモチーフにしたコースは今作が初となる。「キノコリッジウェイ」や「キノピオハイウェイ」のように、一般車両が走っていることはないが、路肩には「スーパーマリオ オデッセイ」にも登場したイエローキャブが停まっている。ちなみに、イエローキャブはマシンとしても登場する。
マリオカート ツアー
2022年時点で、4種類のレース用コースが存在し、それぞれにR、X、RXといったバリエーションが用意されている。また、バトルコースとしても登場する。
ニューヨーク ドリーム
記念すべき第1回目のツアー「ニューヨークツアー」で導入。コース名に数字は入っていないが、便宜上「ニューヨーク ドリーム 1」として扱う。
タイムズスクエアにあるスタート地点目の前に見える高いビルには、ドンキーコングの25mを模した広告が映っている。スタートしてすぐ斜め右に進むと、セントラル・パークに入る。3つの連続する90度の左カーブを越えた後右折すると、目の前にロックフェラー・センターが見える。その前を左折し、セント・パトリック大聖堂前、エンパイア・ステート・ビル前をそれぞれ右折する。最後にもう一度右折するとスタート地点に戻ってくる。
ニューヨーク ドリーム 2
「1」とは違い、タイムズスクエアから斜め左に進む。その後、右カーブを越えるとセントラル・パークに入るが、「1」とは逆方向に走ることとなる。パークを抜けた後、左折し、さらに右折するとグライダーパネルが設置されており、エンパイア・ステート・ビルに向かって飛空する。その後は「1」と同様のルートを通ってスタート地点に戻ることとなる。
ニューヨーク ドリーム 3
序盤は「2」と同じルートを通るが、セントラル・パークには入らない。その代わり、「1」においてセントラル・パークを抜けた後のルートを通る。その後、右折するまでは一緒だが、「1」「2」では目の前を左折していたロックフェラー・センター内を通り抜け、そのまま右カーブのトンネルに突入する。その際、背景には自由の女神を見ることができる。トンネルを抜けると、スタート地点へと戻る。
ニューヨーク ドリーム 4
2周年記念の「2nd アニバーサリーツアー」で導入。「1」~「3」とは異なり、セクション制となっている。
スタート地点はこれまでと同じくタイムズスクエアであるが、道路が柵で左右に分割されている。まず左側からスタートし、「2」「3」と同様のルートを走ると思いきや、右カーブ内を半分進んだ辺りで右折し、これまで通れなかったルートを直進する。そのまま「2」においてセントラル・パークを抜けた後のルートを通り、2セクション目に突入する。この時、スタート地点は分割された右側を通過する。「1」と同じルートを途中まで進み、ロックフェラー・センター前で「3」のルートに移行し、そのままゴールとなる。
ニューヨーク ドリーム B
「1」~「4」で使用されたルートのうち、概ね左上半分が使用されている。バトルコースであるため、範囲内であれば自由に走行することができる。
マリオカート8 デラックス
コース追加パス第2弾にて「Tour ニューヨークドリーム」として登場。カブカップ1コース目。
第1弾にて配信された「Tour トーキョースクランブル」と同様に、1周目は「1」、2周目は「2」、3周目は「3」のルートを走行する。
ツアー版との大きな違いとして、路面が濡れており、滑りやすくなっている。また、1・2周目において、「1」と「2」の一部ルートが分岐という形で統合されており、どちらかを選んで走行することが可能となっている。
関連動画
関連項目
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