ネットワーク対戦とは、通信技術を使った対戦のこと。
概要
ビデオゲームにおける対戦は、基本、同一基板で行われており、PLAYER 1/PLAYER 2 とそれぞれのインターフェースから信号を読み取って双方のキャラクターを動かすのが主体であった。
これに、通信技術を盛り込み、違う基板同士で双方の入力を処理し各基盤で同じ動きを再現して対戦させるというのが「ネットワーク対戦(通信対戦)」である。
古くは、ボンバーマンの16人対戦やゲームセンターなどの競馬ゲームなどでおなじみであり、一般的な認識でいえば、ゲームボーイの通信対戦(2~6人)がわかりやすい。
個々のプレイヤーに画面を割り当てることもできるので、麻雀やFPSなど自身の情報を隠す必要のあるゲームでの対戦も大いに発展した。
これらの技術にいては、コンピュータであればRS-232の通信ポート同士を接続したり、赤外線、専用ケーブル、独自通信方式など多種多様になったほか、 通信処理専用基盤を中央に用いて各ゲーム機から一斉に処理する筐体などもあった。時代が変わり、ほとんどはLANケーブルとインターネット技術をベースとしたインターネット対戦が標準となった。
しかし現在でもeスポーツ、特にFPSゲームの一部大会で、プレイヤーが同じ会場に集まり各プレイヤーごとにコンピュータを割り当てて対戦するという光景もよく見られる。
このようにローカルネットワークを用いる場合、しばしばLAN対戦、LANプレイと呼ばれ、通信対戦の一種ではあるがインターネット対戦(オンライン対戦)とは区別される。
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