バジリスクタイムとは、
である。
概要
1:パチスロ
漫画「バジリスク甲賀忍法帖」のアニメ版をパチスロ化した定番シリーズ「バジリスク」における、「ART」要は大当たりに近い状態である。
色々な抽選によりこれに当選すると、規定のゲーム数(1セット)まで持ちメダルを減らさずにメダルを獲得できる特別な状態が続く。そして規定ゲーム数に到達するとセット継続をかけた演出が行われる。
基本的に、アニメシーンが流れるゲーム数固定の「追想の刻」と、甲賀・伊賀の忍者達のSDキャラクターがバトルを行う「争忍の刻」を繰り返し行い、「追想の刻」が終わった後は確実に「争忍の刻」に移行する。
「争忍の刻」ではレア役により抽選が行われておりそのレア役で当選、若しくは継続率をソースとした抽選で当選すれば継続となり、また「追想の刻」に戻り、同じ抽選を繰り返し何も当選しなかったら終了という抽選ループとなっている。
要はバジリスクタイムが長く続けば儲かる。
また、大抵の場合「争忍の刻」でアニメOP「甲賀忍法帖」が流れれば継続確定となる。つまり「アツい」歌なのである。
↑この動画の3:17でBTが見れる
2:動画ネタ
1のパチスロで使われているバジリスクタイムという派手なロゴと、先述の通りアニメのOPである「甲賀忍法帖」のサビをバックに黒人男性が激しく踊るシュールな動画が2017年6月頃からTwitterで流行し、バジリスクタイムのロゴと同じフォントが作られたり、MMDで黒人男性の踊りをトレースされるまでに至った。
1のパチスロ要素はロゴとBGM程度であり、別に実機のバジリスクタイムで踊りまくるシーンがあるわけではない。
ちなみに流行したバジリスクタイムの動画(Vine)自体は少なくとも2016年6月頃にはすでに投稿が確認されている。
踊っている男性について
また、踊っている黒人男性についてだが、このニコニコ大百科記事では2017年7月11日の初版作成時から2017年7月23日まで「アドゴニー・ロロというタレントだと思われる」と記載されていた。さらに2017年7月19日には「アドゴニー・ロロ」の大百科記事がこの記事にリダイレクトする形で作成された。
だが、この動画の素材になったと思われるものは2014年にYoutubeに投稿された「The Bop King」という動画だが、この動画のキャプションを見ると「Hilarious vid of the Chicago Boppin King」とある。
これらのキーワードを元にこのYoutubeで動画を検索すると、この男性を撮影した他の動画も見つかる(例1、例2
、例3
)。
- これらの動画がおそらくアメリカ合衆国のシカゴで2014年に撮影されたものであるらしいこと。
- この男性が踊っているダンスが「Bop」と呼ばれるジャンルのものであること。なおかつ「crackhead」つまり「ヤクをキメたようないかれたダンス」と表現されており、おどけて極端な形式で踊っているらしいこと。
- この男性は「Bop King」と称されることもあるようだが特に有名人と言うわけではないらしいこと(キャプションなどで彼の名を呼んでいる人間が殆ど居ない。「Bop King」も固有名詞的な使用ではなく、「Bopが上手い人」程度の意味合いで使用されているように思える)。
などが推しはかれる。
こういった点はタレント「アドゴニー・ロロ」の経歴に合致しない。また、外見的特徴も食い違う。この男性はアドゴニー・ロロよりもかなり年嵩に見え、頭髪の生え際もアドゴニー・ロロより後退しているように見える。
以上の理由から、この男性がアドゴニー・ロロであるとする根拠は薄いようだ。
関連動画
MMDモーション配布
ダンス動画を別の曲と合わせたもの
関連項目
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