モーション流し込み動画とは、配布されているモーションデータを用いたMMD動画とオリジナルモーションを使用しているMMD動画の住み分け用にと、とあるユーザーが思いついたタグである。
ただし、以下の理由によりタグとして用いることは推奨されていない。
概要
モーション流し込みとは、モデルデータに既存のモーションデータを適用する3DCG制作の技法のひとつで、ニコニコ動画で主流の3DムービーツールであるMikuMikuDanceでも、モーション作成作業がセンスと根気・やる気が必要な難易度の高いものである事から、多くのPVが配布されているモーションを流し込んで制作されている。
そんな状況下でとあるユーザーが、オリジナルのモーションデータを使用している動画が好みな人向けに住み分け用のタグを考えついた。それが「モーション流し込み動画」タグである。
しかし、タグの周知の為に宣伝動画を制作・投稿し、大百科に記事を作ったのだが、
- 大百科記事の説明で反感を買うようなネガティブな表現を用いた為、
多くのMMDユーザーから苦言を呈されている。 - これまでにモーションデータのオリジナル性関連の住み分けが行われなくて
何か大きな混乱が起きたりした事が無い。 - そもそも「モーション流し込み」か「オリジナルモーション」かを区別する需要がほぼ無い。
- そのうえ、モーション流し込みはMMDに限定した事ではないので、
MMD限定タグとして用いるには名称が不適切。
といった問題点により10個しかないタグのうちの1つを占有するほどの効果は期待できない事と、そもそもタグの発案者が「このタグはタグ付けを強制するものではありません」と明言している事から、正直なところ不要なタグと認識せざるをえない状況となっている。
そもそもニコニコ動画のタグは、誰かがつけたタグを「これは上手い」と思った他のユーザーが別の動画につけていくリレーの中で形成されていくもので、今回の様に「使ってくれ」と宣伝しても使われるとは限らない。
また本来「活用してほしい」とお願いする立場でありながら、投稿動画や大百科記事で、既存モーションを使用しているユーザーを貶める様な発言をして反感を買うようではまったく意味がない。
この記事を読んで、新たなタグを普及させようと思った際は、とあるユーザーの失敗を反面教師にして、界隈に迷惑をかけないようにしてほしい。
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関連項目
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