偶数とは、数の分類の1つである。
概要
すべての整数のうち、2で割り切れる(2を約数に持つ)数を「偶数」と呼ぶ。対義語は「奇数」。
英語では“even number”と表記される。“even”は「平坦な、均等な」といった意味を持ち、「偶」は「ならぶ、つりあう」といった意味を持つ語である。
ちなみに、この記事のIDは「5500183」なので、「奇数」である。あれ…?
性質
- 0(ゼロ、零)は偶数である。
- 偶数を十進法で表記する場合、その一の位は「0,2,4,6,8」のいずれかになる。
- 一般形は「2n(nは整数)」という表記をする。
- 2つの偶数の足し算の結果(和)と引き算の結果(差)は、必ず偶数になる。また、偶数と整数の掛け算の結果(積)は、偶数になる。→偶奇性
余談
派生として、2で割り切れるが4では割り切れないような整数を単偶数(半偶数)という。逆に4で割り切れる整数を複偶数(全偶数)という。
日常生活での利用例
日常生活では奇数と共に2つの何かを区別する際に使われることもある。
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関連項目
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