算数とは、小学校で習う教科のひとつであり、数の計算や基本的な図形の概念などを勉強する。
概要
算数というと、数の計算を思い浮かべる方がほとんどだと思われる。しかし、時計の読み方や、長さや重さの単位といった日常生活に欠かせないことも算数で習う。
一方で、中学以降の数学につなげるため、(整数以外でも四則演算が可能になるように)分数の割り算など日常生活に当てはめにくいことも習う。単純に数値演算のためのテクニックを教えるのではなく、具体的な数量と結びつける考え方も重視するため、掛け算でこのように数学とは異なった(ある種非合理な)捉え方を教える。
算数にあって数学にないこと
算数では習うのに、中高の数学ではほぼ使わないことを挙げる。
- ÷ (分数の形で書く)
- あまり (商は分数を用いた実数値で考える)
- 3.14 (中学からは文字πとする)
- 小数 (分数で表記する)
- 帯分数 (仮分数で表記する)
- 3桁以上の筆算 (具体的な計算を行う機会は減る。計算はせいぜい2桁)
- 単位 (単位を意識する科目は理科・化学・物理へ移動する。単位について、特にdlはおそらく一生使わない)
- 定規の目盛、分度器 (計測はしない)
- 軸がL字形のグラフ (マイナスが出てくる為、第一象限のみの図から原点を中心とした図へ変わる)
- そろばん (学校で習うのも初歩的なことだけ)
数学で習わないから無駄になると言うことではなく、数の操作を理解するため、学習の過程では有用なことである。
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関連項目
- 数学 ←算数・数学の関連項目はこちらに詳しい
- 1+1=2
- チルノのパーフェクトさんすう教室
- さんすう教室の計算式一覧
- 算数大好きヒナンジャー
- 千早算
- やる夫が算数の課題に取り組むようです
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