概要
佐賀県にある有名な温泉地。美肌に効果がある重曹泉であり、入浴後は肌がつるつる感がでる。このため、斐乃上温泉、喜連川温泉と共に「日本三大美肌の湯」に選ばれている。
この温泉を使った湯豆腐・嬉野温泉湯どうふが名物と知られている。
歴史は古く、神功皇后が傷を負っていた白鶴が湯浴びをした後に元気そうに去っていく様子を見て、「うれしや」と言ったのが「嬉野」の始まりとされている。
長崎街道の宿場町だったこともあり、1830年(天保元年)には既に旅館が創業しており、「大村屋」として現在も営業中である。その後、鉄道については反対運動により嬉野を通らなかったが(鉄道忌避伝説)、後に国鉄により現在の武雄温泉駅からバスが運行されるようになったのと、戦後には歓楽街として知名度が高かったため寂れることはなかった。
公衆浴場として「シーボルトの湯」がある。これはオランダ人が設計した浴場として知られる。現在の建物は2010年(平成22年)に建てられた2代目であり、以前は1924年(大正14年)に作られ、「古湯」と言う名前であったが、福岡県西方沖地震の影響で一度取り壊されている。
付近には忍者のテーマパークである「肥前夢街道」や、ファミリー向け遊園地の「メンヘラメルヘン村」がある。
現在は路線バスや高速バス、ならびに自家用車でしかアクセスできないが、2022年秋の西九州新幹線暫定開業により、待望の鉄道駅となる嬉野温泉駅が開業することになっている。
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