概要
2023年10月1日より徴収を開始する。瀬戸内海に浮かぶ離島である宮島こと「厳島」を訪問する者に対し、行政需要の対策の一環として制定されたのがこの宮島訪問税である。
税金の使い道
- 訪問者の受入環境の整備
- 観光案内、公衆トイレ、展望台、登山道の整備・管理維持費用にあてられる。
- 文化や歴史への理解を促進
- 文化財の保存、歴史的建造物の保存、資料館の運営管理費用にあてられる。
- 自然環境に負荷の少ない観光
- エコツーリズムの推進対策費用、公共ウォーターサーバーの設置費用にあてられる。
税額
| 金額 | 備考 | |
| 都度支払い | 1回100円 | 公共交通機関で上陸する場合、海運事業者が運賃に上乗せする形で徴収を行う。 個人の船で上陸する場合、桟橋利用料に上乗せする形で徴収を行う。 |
| 年払い | 1年間500円 | 市役所・支所にて納付を行うと納税証明書を入手可能。 上陸予定日の前月10日までに手続き・納付を済ませる必要がある。 1年間に6回以上厳島を訪問するのであれば年払いのほうがお得。 |
フリー乗車券を用いる場合、以下のようになる。
| 乗車券種類 | 支払いの必要 |
| JRグループのフリー乗車券 青春18きっぷ・ジャパンレールパス・tabiwa周遊パス等 |
有 乗船時に訪問税のみを徴収する。 |
| 広島電鉄 一日乗車乗船券 |
無 2023年10月1日以降に発売される物に限る。 (チケット代に税金を含んだ状態で発売) |
徴収対象者
厳島へ船舶を用いて上陸する者が対象。但し、以下の者は徴収の対象外となる。
- 厳島住民
- 厳島内に事務所・事業所を置く企業・団体に通勤し、月間48時間以上の勤務を行う者
- 厳島内の学校に通学し、月間48時間以上の授業を受ける者
- 未就学児
- 高等学校以下の学校団体で、修学旅行・遠足・社会科見学等の授業・学校行事に参加し厳島を訪問する者(生徒・教員・添乗員)
- 療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳を交付されている者
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関連項目
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