船(船舶)とは、主に水上を移動する乗り物である。
海や河川、湖沼といった水上で濡れることなく移動・運搬・活動できる。
地球全体の71%は海であり、レジャーや趣味、漁業、貿易から軍用まで幅広く利用されている。内陸部ではあまり馴染みがないが、海に囲まれた島国である日本には重要な乗り物。
概要
- 動力としては手漕ぎ、風力、蒸気機関、内燃機関(エンジン)、電気推進、原子力機関まで幅広い。
- 浮力を利用しているため、他の乗り物より大型化しても低燃費といった特徴がある。
- 車両と比べても低速で、22ノット(40km/h強)を越えれば高速艇の扱い。
- 結果的に、高速だが大量輸送に向かない航空機の真逆の特性ともいえる。
- 右側通行(国際ルール)
- 海外船舶(タンカー等)が不慣れな海域、狭い湾内を航行するのは危険が伴うため、その際は「水先案内人」が活躍している。(海域進入前に乗り込むパターンもある)
- 全長50m以上の船舶は航路を通行する義務がある。(港湾内など)
- 大型船においてはヘリコプター等が離着陸可能であったり、給油や格納整備拠点を兼ねている場合もある。
標識・信号機
海は広いがどこを通っても良いわけではなく、特に大型船は浅瀬や暗礁に突っ込む危険がある。
- 航路標識(光波標識・電波標識・音波標識・船舶通航信号)で航路や通行状況が定められている。
- 道路標識のような標識もある。(河川など)
- 港にある巨大な「F」「I」「O」「X」が常時点滅してるのは信号機。(航路管制信号)
特性
- 速力と操舵性能は比例する。速度があるほうが舵が利く。
- ブレーキを掛けても惰性で前進するため、停止までの制動距離が非常に長い。
- 大型船舶ほど、急ブレーキや急激な操舵が利きづらく、近距離での下方視界が狭い。
- 一部の大型船舶は後退できないものもあるため、小型高馬力のタグボートの助けを借りる。
- 大型船舶においては外殻内側へ注水・排水、前後左右へのバランス調整を行う。
- 水上オートバイは転覆も想定されて設計されているため、一人でも比較的容易に復元する事が可能。
- 航行すると船の後方に「引き波」(蹴波)が発生する。
喫水
船体・人員・貨物の重量分が水面下に沈む。(喫水)
喫水の浅い小さな船であっても、航行するうえで非常に重要な要素のひとつである。
大型船であるほど、航行には多くの水深が必要となる。
=大型で重量のある船ほど深く沈むため、水深が浅いというだけで大きな危険を伴う。
内海や湾内など、比較的小型の船舶では水深を気にせずどこでも悠々と航行できるが…
大型船が同じ事をすると水底に激突・座礁してしまうため、行動範囲が限られるといった場面も珍しくない。(元々は浅い海だったが道なりに深く掘り、航路標識による経路表示で大型船も通れるようにしたパターンもある)
- 水面下の障害物は脅威。漁具、暗礁、浅瀬、沈没船、機雷、魚雷、水中作業者、遊泳者といった「水面下に存在するもの」はすべて脅威となりうる。航路標識、ブイや信号旗によって通知されているものもあるが、船団で行う漁業や広範囲に渡る設置物もあるため、迂闊に接近するのは危険。(沈船は海図にも記載されている)
- 大型船には喫水線を視覚的にも判断できるよう基準線(ドラフトマーク)がついている。船体側面下部、水面から露出している数字の書かれた定規のような目盛り。
- あまり沈みこまない平底の船(フラットボート)もあるが、波の影響をまともに食らうため安定性や快適性は損なわれ、外洋の長距離航行には向かず、河川や池など比較的穏やかな水面に向く。
- 大型船舶では座礁してしまうが、連絡や補給で港湾設備の不十分な小島へ行く必要がある場合には船に搭載された小舟を降ろして使っていた。装載艇・カッターボートとも。
水上オートバイでも、直撃すれば細めの流木をぶった切る威力があるため、遊泳者のいる海水浴場などは進入禁止に指定される。(免許を持っているのか、進入していく悪質な輩は存在する)
災害時など
災害時など、陸路が塞がれていても海上からの輸送が可能。港湾が無事であれば大容量の輸送能力を活かした特性をフルに活用できる。海に囲まれた島や半島などへは有効な手段となり、上陸可能な砂浜があればホバークラフト等による重機搬入も行われる。
病院船や大型の軍用艦艇などが海上拠点となったり、避難先として活用される場合もある。
ただし津波によって多数の障害物が浮遊/水面下に堆積すると輸送活動は大きく阻害されてしまう。水面に浮遊する障害物はもちろん、特に水上から見えない水中の障害物はスクリューに絡まる、激突・座礁してしまうといった問題もあり、ゴツい軍用艦艇だからといって水上/水面下の瓦礫を無視して前進できる無敵モードではない。
特性としては大容量を輸送できても船舶自体が低速であるため、長距離移動は非常に時間がかかるといった欠点がある。低燃費とはいえ給油や必要物資を積み込む、運航計画といった手間・時間もかかる。
(例)東京湾近海から反対側の能登半島まで北回りで派遣すると1500km以上かかる。
(例)大阪湾(瀬戸内海)から能登半島まで西回りで派遣すると1000km以上かかる。
トラブルは命取り
ただし相手は大自然であり、海は波風や潮流で常に揺れ動く。水面下の危険(前述)は直前や事故発生まで気付けない事も多く、甘く見ていると容易に人を死の淵へ誘う。古今東西、太古の昔から多くの人間を葬ってきた事故現場である点も忘れてはいけない。
また、故障やガス欠を起こしても、海上では助けがすぐに来てくれない。[1]
航空機のように墜落する心配はないとはいえ、過信や慢心はそのまま死亡フラグになりうる。
GPSやレーダー、無線、捜索・救助ヘリコプターといった各種手段が発達した現代においても、世界中で船舶事故は起こっている。見通しの良さそうな海上はもちろん、狭く混雑した海峡・運河などでの衝突・座礁といった事故も多い。
- 船舶の往来がない場所では、水上で長時間孤立してしまう羽目になる。(遭難)
- 沈没・雨でずぶ濡れになれば真冬の海はもちろん、夏であっても状況次第では低体温症で死ねる。
- 船長は日常点検、事前準備、海図、当日の気象海象も見ながら運航計画が求められる。
- 緊急時の対処(機関故障、衝突、浸水、火災、乗揚、転覆、同乗者の落水等)も幅広く求められる。
- 人的・物的被害のほか、積載物によっては致命的な被害が出ることで賠償がとんでもない事に。
救助も簡単ではない
船舶や障害物の多い広大な海洋では、真昼の上空からでも要救助者の発見は容易ではない。
夕方・夜間・沈没済・沈みかけていれば被発見率もぐっと下がるため、より一層発見は困難となる。
正確な発信位置が分からなければ、残りの燃料を気にしながら
長時間・長距離を捜索する必要があるため、捜索範囲・捜索時間は無制限ではない。
想定の範囲外…?
誤解のないように言えば、「海が荒れていたら出航してはいけない」という法律はない。自己判断や自己責任という側面もあるが…
逆を言えばそれで事故、怪我人、重傷者、死傷者や行方不明者が出た場合、船長や管理会社に大きな運航責任が問われる。船長というのは「今日は俺が船長やりたい!」といった軽いものではなく、船舶自体の点検確認や安全な運航、同乗者の安全まで管理しなければならないとても責任が重い立場なのである。
船舶免許の教本の時点で様々なトラブルや危険の事例、日常点検や危機管理、回避方法は載っているため、よほどのレアケースでなければ「知らなかった」「想定外だから仕方ないよね」といった言い訳は通用しない。
管理会社も同様であり、利益を上げるため欠航すると儲からないからと「船長に全部強制して、何かあったら全部船長のせいにすればいい」「だから俺は悪くない」という「免罪符」にはならない。
それはただのブラック企業である。(→知床遊覧船)
余談だが、アマチュア無線では金銭上の利益となる業務用無線をしてはいけない。
(事故・災害時など、緊急の場合に限っては可能)
船のサイズ(日本の場合)
- 「中型船舶」もありそうだが、一部の企業団体等で区切りとして扱うのみ。
- 小型船舶は20t未満だが、18歳に満たない者は5t未満という制限がつく。
- 船舶免許によって許可されている航行区域・船の大きさ・エンジン出力、種類などが異なる。
- 総トン数は船自体の重量…ではなく、船の容積を船舶法の計算法で算出したもの。
- 全長50m以上の船舶は航路を通行する義務がある。
- 全長200m以上の巨大船は航路を通行する際に海上保安庁に通告義務があるほか、航路通行に多数の制限が課される。
- エンジンの無い5トン未満の船舶は免許不要。
- エンジンがあっても3m未満の2馬力(1.5kw未満)以下の船舶は免許・検査不要。
- 無線機は平水・沿岸部を航行する場合や、全長12m未満の船は任意。沿海から必須。
水域(参考用)
汽笛
- 厳密には「汽笛合図」。海上衝突予防法では「音響信号」。
- 自動車のように警告目的だけでなく、多様な合図や応答に使用される。
- 音階はない。モールス信号と同じ要領で長短を組み合わせて行われる。
- 濃霧や見通しの悪い場合は「霧中信号」を扱う。(2分を超えない間隔で行う)
汽笛 | 意味 | 備考 |
・ | 右へ曲がる | |
・・ | 左へ曲がる | |
・・・ | 後退 | |
ーー・ | 右側から追い越すよ | 追い越す船 |
ーー・・ | 左側から追い越すよ | 追い越す船 |
ー・ー・ | 追い越していいよ | (応答)追い越される船 |
・・・・・(急速に5回以上) | え?何だって?聞こえんかった | (応答)疑問信号 |
・・・・・(急速に5回以上) | 警告 | 車のクラクションと同じ |
ー | ここに船おるよ | 霧中信号 動力船 |
ーー | ここに動いてない船おるよ | 霧中信号 速度のない動力船 |
ー・・ | ここに作業中の船おるよ | 霧中信号 漁労中・制限/不自由船 |
・・・ーーー・・・ | SOS / 救難信号 | モールス信号と同じ |
操舵号令
船の作品などでよく「面舵(おもかじ)いっぱい!」などと言うシーンがある。
そうすると、乗組員が威勢よく操舵輪をぐるぐる回し、船が大きく曲がっていく。
それを見た視聴者の皆様は「なるほど、面舵と命令すれば船が曲がっていくんだな」
…と思うかもしれない。だいたいあってる。
厳密には 操舵号令 のひとつで、羅針盤の十二支が基準となったもの。
漢字 | 読み | 方向 | 語源 |
面舵 | おもかじ | 進行方向の 右 へ舵を取る | 卯(う) → うも/うの/うむ → おも |
取舵 | とりかじ | 進行方向の 左 へ舵を取る | 酉(とり) → とり |
そして現在も日本全国の船では威勢よく面舵・取舵が使われ …ている訳ではない。
この操舵号令は現在、海上自衛隊や海上保安庁などの限られた業種のみ使われている。
一般的な商船においては
Starboard 10(右へ10度)や、Port 10(左へ10度)のような操舵号令を行う。
英語では(進行方向に向かって)右舷をStarboard side、左舷をPort Sideと呼ぶ。 …次項参照。
ちなみに国際条約で統一されている。
部位・場所
- 舵(ラダー):船舶の進行方向を決める機構。転じて航空機など他の乗り物にも用語的に使われる。
- 操舵輪:船を左右に操舵するでかいハンドル。(ステアリングホイール)
- 船橋/艦橋(ブリッジ):運転席の大きな部屋は
- 船首/艦首(バウ):船の先端
- 衝角(ラム):船首/艦首下にある体当たり攻撃用の巨大な出っ張り。
- 船首バルブ(バルバスバウ):船首/艦首下にある出っ張り。球状船首とも。
- 舷:船の側面。船縁/ふなべりとも。
- 船底の背骨となる部分は「竜骨」、事故や戦闘によって損傷すると致命的。
- 旋回窓:ワイパーの代わりに窓自体が回転するもの。艦橋などにあり荒天でも使用可能。
- 船長室・艦長室。
- 機関室(エンジンルーム)
主にエンジンがある場所。 - 機関制御室(コントロールルーム)
- プロペラ:エンジンやモーターからの動力を水に伝える装置。推進器。詳しくは個別記事 ⇒ プロペラ
- 手動で船を前進させるもの
- 船外機:小型のモーターボートや漁船の船尾についている小さなエンジン。取り外し可能。
- 夜は航海灯(夜間航海灯)を点灯させる義務がある。
- 伝声管
- 潜望鏡(ペリスコープ)[2]
- ソナー(魚群探知機・音響探知機とも)
- 錨/イカリ(アンカー)
船のような要素を持つ乗り物(船舶も含む)
- 水上に浮かぶことなく、積極的に水中へ入っていく潜水艦も船舶。
- 水上を浮遊するエアクッション艇(ホバークラフト)も船舶の一種。(平坦な地上も航行可能)
- 「飛行船」「宇宙船」といった水上を移動しないものも船と呼称する。
- 水陸両用車は自動車の扱いだが、日本では自動車運転免許と船舶免許の両方が必要となる。(水上走行しない場合は船舶免許は不要)
- 世界の装甲戦闘車両(AFV/IFV)において水陸両用機能を持つものもある(浮航性)
- 飛行艇は機体そのものが船であり、胴体がそのまま着水する。
- 潜水艦ほどの能力を持たない「半潜水艇」も存在し、同規模の通常艦に比べステルス性が高く、潜水艦ほど高いコストや製造技術が必要ない。水中観光から密輸・密入国、特殊部隊・工作員の出入国といった用途にも使用される。(ただし完全な潜水は不可能)
その他
- 車のような自賠責はなく任意保険。
- 「漁業・漁法」も船舶免許の教本や問題に出てくる。仕事中の漁船や漁法、漁具の特性も知っておかないと漁師さんの邪魔になるどころか、漁具に突っ込んで派手に自爆する事になり大怪我では済まない事も。
- 普通自動車免許を持っていれば原付は乗れるが、小型船舶免許を持っていても、特殊小型船舶操縦士の資格がなければ水上オートバイは操縦できない。
- 水上に止まっている船も、錨(いかり/アンカー)の使用の有無で意味が異なる。
- 常に船底が水に晒されるためフジツボ等が付着・堆積していく。
- 不審な船が無許可停泊していると船舶名や登録番号もあるため、地元の漁業者等に即バレる。さらに入り江や岩場の合間に隠して停泊していると「私は不審船です」と言ってるようなもので余計にバレる。村ぐるみで隠してる場合は別だが、「なんでバレた!?」と驚かれる。
- 無人の船が漂流していると海上保安庁等に通報され捜索される。(操縦者が転落した可能性があるため)中には係留が不十分で港から勝手に船が流れ出てしまい、大捜索されて大恥をかくパターンもあったらしい。
- ヨットなどの帆船は逆風方向が目的地でも、帆の張り方によってゆっくり逆風方向へ前進できる。
- 人数分が乗れる救命ボートを備える義務がある。
- よく船体に救難用の浮き輪が付属しているが、プールで遊ぶ子供用とは異なり硬質。
- 客船など、寄港した先で乗り遅れると待ってくれないので要注意。(自己責任)
戦闘・軍用など
- 低燃費で大量輸送が可能なことから、戦争中から現在でも軍用の輸送艦は重宝される。
- 輸送艦で直接砂浜に乗り上げて戦車とか出せる機能があれば便利じゃね? →揚陸艦
- 船から戦闘機とか離着艦できれば、補給や整備、休養もできて便利では? →航空母艦
- 空母や軍用艦艇の狭小なスペースでの運用・離着陸を前提とした「艦載機」のカテゴリもある。
- 世界大戦中の軍用艦艇においては距離やサイズ・速度の誤認を狙って白黒の変な迷彩(ダズル迷彩)が施されていた時期がある。現在は無難なグレー塗装が主流。
- 特殊部隊などが隠密上陸などに使うゴツい黒いボート→ゾディアックボート
- 潜水艦が深海で浮上できなくなった際に備え、潜水艦救難艇という船もある。
- 原子力機関で動く船もある(原子力船)。酸素が必要なく常に全力前進しても燃料切れを起こさないが製造や維持管理コストが莫大で、撃沈されたり事故を起こした際の環境汚染も含めた被害が甚大といった極端なメリット・デメリットがある。
- 戦争・戦闘においては、被弾による浸水や火災・誘爆を最小限に食い止めるべくダメージコントロール(通称ダメコン)が行われる。浸水個所に木材を押し当て固定するなど、海軍の新兵訓練の時点で基本などが教えられる。
- 敵の潜水艦による魚雷や海の地雷である機雷は恐怖。
- 高速で飛んでくる対艦ミサイルなどをバルカン砲の強烈な弾幕で強制的に叩き落すCIWSのようなロマン兵器も実在&健在である。
- 「軍艦島」(端島/長崎県)は乗り物ですらないが、海から見るとかなり軍艦。
- 戦闘においては、軍用艦船は隠密性のため船外の照明類を消灯可能。 →夜・灯火管制
- 海上自衛隊の金曜日はカレー。書く必要はないかもしれないが念のため。
昔の船
- 天気予報も冷蔵庫もGPSも無線も無い時代の航海はかなり命懸け。
- ちなみに海賊でも一定の航海術や操船技術が必要となる。
- 沈没時の元祖救難艇は「偶然近くを通りかかった船」。
- 大砲は積んでいたが連射速度は遅く(再装填が数分以上もザラ)、砲弾自体は爆発しない。
- 命中して破壊できればそれに越したことはないとはいえ、実質的には敵船に乗り込む前に損害を与え、少しでも戦力を減らしておこうぜ!という意味合いも強い。もちろん大砲の数=戦闘力である。
- 敵船からの物資や食料の略奪もよく行われていたため、その場合は逆に敵船を一撃で見事に沈めてしまっては元も子もない。戦争中はこの限りではないが。
- 爆発する砲弾(弾頭内部に炸薬が仕込まれた炸裂弾→榴弾)は昔はない。
- 砲身内部にライフリング(飛翔時に弾丸・砲弾を横回転させて安定させる)がなく船も揺れるため、命中精度も思ったほどない。逆に陸上からの砲撃は地面が揺れないため安定して砲撃でき、さらに近代になるにつれ技術向上で命中精度が高くなり艦船の脅威となった。(沿岸砲・要塞砲など)[5]
- 逆に大砲の特性を逆手に取り、入港時に敵意(交戦の意思)がない事を示すのにも使われた。
…とまぁ、上記のように細かく突っ込んでいては楽しくないため
海賊や船の作品などは、こまけぇこたぁいいんだよ!と楽しんでください。
海自と海保
知らない人には初見殺しである。
「どう違うの?」と思う人がいるかもしれないため、念のため記載しておく。
どちらも大きい船があり、ヘリコプターも飛行機も持っていて、装備上にアサルトライフルもある。
よくあるご質問(FAQ) (mlit.go.jp)
基地開放イベントや基地見学、宿泊体験をしている場合もあるので行ってみよう!情報は公式HPへ。
※一般公開イベントを除き、基本的には予約が必要なので注意。
用途
※浚渫(しゅんせつ):海底や河川の水底の土砂を除去したり、水深を深くする作業。
種類
民間用・非軍事目的 |
軍用艦艇・警備保安 |
歴史
歴史は古く、有史以前から木をくり抜いたり並べて束ねたものが運用されていた。
- 1807年、多くの船で蒸気機関が搭載され始める。
- 1858年、スクリュープロペラ式の船が作られる。
- 1892年、ディーゼルエンジンの発明により多くの船が内燃機関を持つようになる。
- 1960年代、原子力機関を用いた船が開発される。
乗組員
※船舶のサイズ、種類、航行領域、職務内容によって異なるため一概にはいえない。
- 船員
船上での長期間業務となるため、雇用形態は「労働基準法」とは異なる「船員法」が適用される。
ストレスなど
船上では、終業時間後や休日にコンビニや居酒屋に立ち寄るという事が簡単にはできない。
軍用艦艇など、手当はついても娯楽が少なく規律と圧迫感、死の危険のある戦場の狭い艦内生活でストレスが溜まりやすいのは現在もあまり変わっていない。潜水艦などは(基本的に)外も見られないし窓もない。…百歩譲って窓があっても真っ暗な水中しか見られないが。
…逆に、たまに港などに上陸した際はテンションが上がり、船上で使えなかった分を気前よく散財してくれる人もいるため港町としては大きな経済効果となりとても助かる。(特に大人数が乗り込んでいる軍艦など)
アンケート
関連項目
※記事がなくても有名・代表的なら追加してください
- 乗り物
- 公共交通機関
- 海 / 川 / 河 / 湖 / 池 / 沼
- 港 / 湾 / 島
- 水 / 水中(シチュエーション)
- フェリー (フェリー企業の記事も多数存在する。同記事を参照)
- 多目的船
- ホバークラフト
- タグボート
- ドーニー
- 海上保安庁
- 海上自衛隊 / 海軍
- 軍艦 / 戦艦 / 空母 / 潜水艦 / 揚陸艦 / イージス艦
- 灯台
- 漁業 / 漁師
- 船長 / 艦長
- 錨(いかり) - アンカー
- プロペラ
- 競艇
- 幽霊船
- 飛行船
- 宇宙船
- 水陸両用車
- クルーズ(船旅)
- 天気 / 事故 / 災害
航路・連絡船
実在する/かつて実在した個別の非軍用船の記事
(軍用艦船については上記「軍用艦艇の一覧」を参照)
作品中に出てくるもの(非実在艦)
※作品名も併記してください。長い場合は略称や小文字のほうが見やすいかも。
※船舶のため、地球外で活動する宇宙船や宇宙戦艦は除きます。
※簡易な種別もあると助かります(複数可)
※船が多すぎる作品は、ある程度代表的なものを選抜して頂けると助かります。
架空世界側
現実世界側
セリフ等
脚注
- *水・食料がないからと海水をそのまま飲めば、飲んだ以上の水分を失う羽目になる。(→サバイバル)
- *同様に、戦車など車内から外を視察する小窓もペリスコープと呼ばれる。
- *ヘリを水面に浸しつつ超低空位置(高すぎず低すぎず)を保つパイロットも実はすごい。機種はCH-46、CH-47、CH-53など。
- *炸薬(着弾時に爆発するもの)と発射薬は異なる…念のため。(→爆薬)
- *現代はほとんど対艦ミサイルや対戦車ミサイル(対舟艇対戦車誘導弾)等に取って代わられる。
- *陸自と空自はMaritimeの部分が異なる(JGSDF、JASDF)。JSDFでも「自衛隊」にはなる。
- *必要時以外は艦内に格納してある。
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