山田久美とは、女流棋士である。女流名人戦A級に16期在籍。段位は女流四段
概要
プロデビューした年に女流名人戦の挑戦者決定リーグに入るなどデビュー当時から活躍し
近年でも第1回マイナビ女子オープンで準決勝に進出している息の長い女流棋士である
1983年 女流名人戦挑戦者決定リーグ入りの実績で女流初段に昇段
1985年 女流名人戦でプレーオフに進出(関根紀代子に敗れる)
1989年 女流王将戦A級リーグで清水市代,中井広恵,斎田晴子の3人を破るなど6勝1敗の成績でタイトル挑戦権を獲得
1993年 17連勝達成(92年度の成績は驚異の23勝5敗(0.821)
1994年 NHK杯テレビ将棋トーナメントの司会を務める(97年まで)
1994年 レディースオープントーナメント準優勝(0-2 相手は中井広恵)
2000年 勝数規定により女流三段に昇段
2002年 女流名人戦B級リーグで6勝3敗の成績を上げ1期でA級復帰
2008年 マイナビ女子オープンで準決勝進出(甲斐智美に敗れる)
2010年 入籍
2014年 倉敷藤花戦で25年ぶり(新記録)の挑戦者となる。また挑戦者決定戦の勝利で勝数規定により女流四段となり日本将棋連盟の正会員(女流棋士としては12人目)となる(女流棋士の場合はタイトル1期or女流四段昇段で正会員となれる)
人物
藤井猛、三浦弘行、阿部健治郎、北尾まどか、藤田綾ら個性派揃いの西村一義九段門下であり、一門の姉さん的存在。イベントなどでは饒舌な藤井も久美姉さんの前ではタジタジである。
ニコ生にもタイトル戦生中継の聞き手として何度か出演しており、解説役の棋士を引っ張っていくような棋風である。
特技は落語。ニコ生に出演した際に、「一席ぶってほしい」との視聴者メールがあったが、練習してないとのことで落語の披露は見送られた。いつかニコ生で久美姉さんの落語を見られる時が来るのであろうか。
関連生放送
関連項目
関連リンク
- 0
- 0pt