島ちずるとは、TVアニメ『けいおん!!』(けいおん2期)に登場するモブキャラである。軽音部メンバーの3年2組のクラスメイトにあたる。CVは北村妙子。
概要
座席は松本美冬の右隣、近田春子・野島ちかの斜め後ろ。眼鏡っ子で軽音部部長と同様にカチューシャで前髪を上げておでこを出している。
上述の通り社交的な性格だったようで、クラスメイトとの交友関係はかなり広い。その中でも木下しずかとは特に親しく、一緒に行動している場面が数多く見られる。
第4話では、帰りの新幹線で瀧エリ、佐藤アカネと向かい合わせの座席に座っていた。しかし、エリとアカネはクラス内のバレー部で班を作った可能性が高く、ちずる本人はしずかや彼女と仲が良い佐野圭子や岡田春菜と同じ班だった説が有力である。
第8話では唯に将来の進路希望を聞かれた際に、芸大への進学を目指し、写真の勉強をすると答えた。
そんな彼女が特に多く登場したのは、第19話の学園祭クラス演劇「ロミオとジュリエット」である。芸大志望だけあって美術が得意なのか、野島ちかに劇で使用する道具の確認を指示するなど、大道具・小道具類を制作するグループの中心となって行動していた。
ところが、劇のクライマックスで重要となるジュリエットの墓が紛失していることに気付き、上記にあるような普段のマイペースぶりから一転、涙ぐんで慌てふためいてしまう。プレッシャーに弱いとも考えられるが、それでは上述のマイペースで人に合わせるのが得意というプロフィールと少し矛盾が生じる。
対策を練っている真鍋和や松本美冬に比べて、半べそになりながら明らかに激しく動揺しているのを見ると、道具類の管理を任されながら、肝心の道具を無くしてしまった事に責任を重く感じ、自分のせいでみんなで作り上げた劇を台無しにしてしまったという罪悪感にさいなまれていたと考えるのが妥当だろう。逆に考えれば、マイペースであっても自分の行動にきちんと責任を持てる子と言えるのではないだろうか?
幸いにも、木下しずかのとっさの機転によりこの危機は無事に回避され、劇は無事に終了することが出来た。彼女がしずかに感謝したのは言うまでもなく、ロゼッタストーンの模型を貸してくれたオカルト研究会の2人にもお礼の挨拶に伺った。
卒業式の際は寄せ書きで山中さわ子に以下のメッセージを寄せた。
★ 一年間ありがとうございました
さわ子先生のクラスで
うれしかったです ★
島ちずる
名前のモデルは、プラスチックスの島武実と推測されるが、確たる証拠はない。
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関連項目
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