差とは、以下のことを表す。
- 差 - 除算の解
- 差 - 2つのものの違いのこと
漢字として
- 意味
- 音によって意味が異なる。 日本語では差し向かう、差し示すという意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は𢀩で、〔説文・巻五〕に「貳(たが)ふなり。差(たが)ひて相ひ值(あ)はざるなり」とある。
- 字形
- 左+𠂹の会意。甲骨文や金文では禾+左または禾+右で、穀物を薦めるという字。小篆体では、薦めるものが𠂹になっている。金文では、そこが羊になっている字形もある。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、サ(漢音)、シャ(呉音)、2.の場合、サイ(漢音、呉音)、3.の場合、サイ(漢音)、4.の場合、シ(漢音、呉音)。訓読みは、さす、すすめる、えらぶ、たがう。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年生で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 差を声符とする漢字には、傞、嗟、溠、槎、𤈩、瑳、㽨、瘥、縒、𧪘、蹉、𨌅、鮺、𪉤、𪙉などがある。
- 語彙
- 差異・差益・差越・差音・差訛・差額・差遣・差誤・差錯・差次・差殊・差度・差池・差等・差貸・差配・差謬・差分・差別・差沐・差愈
異体字
関連項目
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