昇とは、人名である。
人名
- 會川昇(しょう、1965年 - ) - 日本の脚本家
- 青田昇(のぼる、1924年 - 1997年) - 日本の野球選手、野球指導者
- 朝日昇(のぼる、1968年 - ) - 日本の総合格闘家
- 上杉昇(しょう、1972年 - ) - 日本のミュージシャン
- 大山昇(のぼる) - 日本の声優
- 五島昇(のぼる、1916年 - 1989年) - 日本の実業家。東京急行電鉄社長
- 蒼月昇(しょう) - 日本の声優
- 仲谷昇(のぼる、1929年 - 2006年) - 日本の俳優
- 篠田昇(のぼる、1952年 - 2004年) - 日本の撮影監督
- 霧島昇(のぼる、1914年 - 1984年) - 日本の歌手
漢字として
- 意味
- 日が昇る、上昇する、壇にのぼる、官位・等級が上に上がる、という意味がある。〔説文解字・巻七・新附〕に「日、上るなり」「古くは、只だ升を用ふ」とある。漢以後に使われるようになった字で、それまでは単に升の字を用いた。壇・殿にのぼる意味での本字は陞(詳細後述)。
- 字形
- 形声で声符は升。升にのぼるという意味がある。
- 音訓
- 音読みはショウ(漢音、呉音)、訓読みは、のぼる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 昇霞・昇華・昇格・昇給・昇級・昇降・昇汞・昇爵・昇叙・昇進・昇仙・昇段・昇天・昇殿・昇平・昇龍拳
- 還昇・上昇・湧昇・離昇
異体字:陹
- 陹 は、〔集韻〕に「本は昇と作る」とある字。
書きかえ:陞
現代国語では、常用漢字表に無い「 陞 」の代わりとして「 昇 」が通用している。昇が物理的上昇(特に垂直方向)を意味するのに対して、陞は丘を斜めにのぼる→転じて壇・段をのぼる→さらに転じて地位や階級があがるという意味で用いられていた。かつて陞と書いていた語彙としては、陞降・陞爵・陞叙・陞進・陞等・陞任などがあげられる。
関連項目
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