有限要素法とは、数値解析手法の1つである。
概要
有限要素法とは数値解析手法の一つであり、主に機械や土木などの
構造解析に利用される。
また、流体や音振の解析に有限要素法が使われることも多い。
メジャーな有限要素法ソフトウェア
有限要素法のソフトウェア(特に機械系構造解析)では最低限
以下の3つのソフトウェアを押さえておきたい。
- Nastran (正確にはNastran系列)
Nasaのために開発された構造解析ソフトウェアで、数年前までこのソフトウェアが
世界のデフォルトスタンダードだった。現在では元会社が解体され、解体された会社が
吸収合併を繰り返し、多くの派生Nastranが誕生している。
特にメジャーなものにNX Nastran, MSC Nastran, NEi Nastran など。
その歴史上、構造解析には強いが非線形に弱いのが特徴。
- ANSYS
当初から安い価格で使いやすいソフトウェアを目指していたソフトウェアであり
現在までのところ、累計本数はトップらしい(ソースなし)
いろいろな会社を買収して大きくなっていて、様々な非線形解析を行えるのが特徴。
特筆すべきは流体解析のFluentである。
このソフトウェアは一時期話題になったスピード社の水着を解析したことで知られる。
一般にはANSYSと呼ばれているが中には新旧GUIが入り交じっており
それがClassicを示すのかWorkbenchの1.0なのか2.0なのかで話が食い違うことが多い。
日本の有限要素法ソフトウェア
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関連項目
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