机に伏せさせて挙手させる とは、学校などの教育現場で行われるものである。
これを指す適当な名称が無い（少なくともこれを書いている記事編集者は知らない）ため、文章的な記事名になっている。
概要
典型的には、学校で「給食費が盗まれた」「花瓶などが壊された」「靴を隠すなどのいじめが行われた」といったような不祥事が発生し、しかもその実行者が名乗り出ないときに「みんな、机に伏せて目をつぶりなさい。そして、これをやった人は手を挙げなさい」などと教師が指示する。
そしてしばらくしてから「……顔を挙げて目を開けなさい。よく名乗り出てくれました。後で先生とお話をしましょう」とか「……誰も名乗り出ませんでした。先生悲しいです」とかやるわけ。決して「お、お前だったのか！」とか言ってはいけない。
「机に伏せる」代わりに「目をつぶる」ように指示されることもあるよう。また、「悪さをした犯人に名乗り出させる」場合以外にも、何らかの「投票」に際してこの手法が使われることもあるようだ。
要するに、「匿名で何かを伝えさせたい」ときに教師がやる手段である。割と全国で広まっている方法なのか、創作作品などでも登場することがある。ギャグ作品などでは「クラス全員が手を挙げる」「先生が手を挙げる」等の変な展開が描かれることもある。
もちろん、全員が素直に机に伏せて目をつぶるとは限らず、ひねくれ者が盗み見る可能性もあるために、この手法での匿名性はあまりしっかりしたものではない。
関連項目
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