肝心の某には武芸の才が全く備わっておりませぬ
いつぞやなど、死地にあってすら刀がすっぽぬけてしまい…
田右衛門(天穂のサクナヒメ)とは、ゲーム作品『天穂のサクナヒメ』における登場人物である。
概要
作中、サクナヒメの稲作をサポートする人物で、サクナヒメが神界から追放されるきっかけを作った人物でもある。冒頭のイベントでは、サクナヒメから人間達に向けて引き返すように言われたにも関わらず、田右衛門が先導して他の人間達と共に積極的に神界へ侵入していった。(飢えや、道に迷っていることなどが考えられ、引き返すこと自体が非常に困難であった可能性が充分にある。)堂々と神界へ忍び込み、サクナヒメに見つかり追われるも、田右衛門たちは主神カムヒツキの蔵に既に納められたサクナヒメの米を食べてしまった。さらに、サクナヒメのミスで蔵が火事になり、大爆発を起こした。
その結果、主神カムヒツキより、田右衛門はサクナヒメや他の人間達と共にヒノエ島へ追放された。刀を所持しているので、ヒノエ島では何か貢献してくれるのかと思いきや、本人曰く戦は愚か稲作もあまりできない(農民に混じってやっていた程度)とのこと。
本名は桂右衛門尉瑞月朝臣高盛 (かつらうえもんのじょうみづきのあそんたかもり)。本人によれば野良仕事が好きで戦は大の苦手であるという。父親は厳格で、武士として育てられたが、戦の最中に逃亡してしまい、山賊となった。戦や稲作は本人ではできないが、サクナヒメの母親である『豊穣神トヨハナ』の古くなって読めなくなった『農書』を解読し、それをサクナヒメに与えている。
田右衛門によって解読された『農書』は、後にサクナヒメの『米づくり』に重大な影響を与えている。サクナヒメの稲作が上手くいくのは田右衛門のおかげと言っても過言ではない。食料がない時は毒を抜いた彼岸花を用意するなど冷静さもある。チームワークが乱れた時は、仲間全員で田植えの唄を歌うよう誘導するなど、ムードメーカーの役割も努めている。
性格は、礼儀正しく周囲に優しい。冷静さも備わっている。
名前の由来は『田植え』と推測される。プレイヤーの間では「おっさん」の愛称で親しまれている。
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関連項目
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