短縮URLとは、一定以上の長いURLを短いURLに置き換えるWEBサービスである。
主に携帯電話やTwitterなどで利用されている。
概要
携帯電話の機能向上により、携帯電話からのWebアクセスも快適になりつつあるが、やはり入力方法や画面の広さなどの制約からは逃れられない。携帯電話の番号ボタンだけでブラウザのURL入力欄やメールで長いURLを打つのは大変であり、打ち間違いも起きやすい。
またTwitterなど字数制限の厳しい環境では、長いURLでは字数制限にひっかかり投稿できなくなることが出てくる。
そこで考えられたのが短いURLにアクセスすればそれを本来の長いURLに変換してリダイレクトする短縮URLサービスである。
短縮URLの例
たとえば、この記事のURL「https://dic.nicovideo.jp/a/短縮url」を短縮すると次のようになる。
※生成されるURLは短縮URLを提供するサイトによって異なる
https://dic.nicovideo.jp/a/短縮URL
↓
http://bit.ly/8LPWFL
問題点
生成された短縮URLは一見すると どこのサイトにジャンプするのか判別できない。そのためリンク先のドメイン名やURLの隠蔽に使用される恐れがある。
たとえば「ニコニコ大百科のこの記事を読んでみてください」といって違うサイトの短縮URLを教えるなど。
ニコニコ動画における短縮URL
→ nico.ms を参照。
ニコニコ大百科における短縮URL
2009年12月頃から導入された。URLは"http://bit.ly/(短縮文字列)"。ちなみにhttp://bit.ly/にアクセスするとニコニコ大百科とは直接関係のない短縮URLサービスサイトが表示される。
ニコニコ大百科における類似の機能として、"https://dic.nicovideo.jp/id/ページ番号"によるリンクがあるが、ページ番号によるURLと異なり、短縮URLは記事名変更機能の影響を受ける。つまり記事名が変更されたら記事の短縮URLは変更後の記事名に対応する短縮URLとなる。
どちらかというと携帯電話向けのサービスであるが、ニコニコ大百科で短縮URLにアクセスして表示されるのはニコニコ大百科モバイルではなくPC版ニコニコ大百科用の記事である。
各記事下部にある「Twitterで紹介する」のリンクをクリックした場合、Twitterの画面にPostされるのはこの短縮URLを使った記事ページアドレスとなっている。
2010年2月末、大百科記事からひっそりと姿を消し、TwitterにPostされるURLもページ番号で表されるものになった。かつて表示されていた短縮URLを用いてのアクセスは可能なようである。
関連項目
- 7
- 0pt