漢字として
身
- Unicode
- U+8EAB
- JIS X 0213
- 1-24-11
- 部首
- 身部
- 画数
- 7画
- 意味
- 人間の体、自分・自ら、幹、中身、社会的地位、身ごもるという意味がある。〔説文解字・巻八〕には「躬(み)なり」とあり、身体のこととある。
- 字形
- 人を横から見たところの腹部を強調した指事。〔説文〕には「人の身に象る」とある。甲骨文では腹部を指し、その後、周の時代から妊娠の意味でも使われるようになった。
- 〔詩経・大雅〕に「大任(タイジン)、身(はら)める有り」とあり、その〔伝〕に「身、重きなり」とある。さらに身が全身の意味をもつようになり、とくに妊娠を表す繁文として㑗が作られた。
- 音訓
- 音読みはシン、訓読みは、み、みずから。名のりに、これ・ただ・ちか・のぶ・みる・む・もと・よし、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 身は部首である。身体に関することを表す字が属する。偏に置かれ、み、みへん、と呼ばれる。
- 語彙
- 身意・身火・身外・身上・身重・身世・身体・身長・身辺・身命
異体字など
- 𡰬は、〔字彙補〕にある異体字。
互換文字
- 1
- 0pt
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