舵とは、船舶が進む方向を操作するための装置・器具である。形は板状で、船尾のあたりにあることが多い。
舵を進行方向左に切ることを取り舵、逆に右に切ることを面舵という。
漢字として
舵
- Unicode
- U+8235
- JIS X 0213
- 1-34-41
- 部首
- 舟部
- 画数
- 11画
柁
- Unicode
- U+67C1
- JIS X 0213
- 1-34-40
- 部首
- 木部
- 画数
- 9画
- 意味
- かじ、という意味がある。
- 〔玉篇〕に「船を正す木なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は它。
- 音訓
- 音読みはタ(漢音)、ダ(呉音)、訓読みは、かじ。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
異体字
- 柁は、〔広韻〕や〔集韻〕などの本字。また木の葉が落ちる、木の堅いさま、という別の意味がある。JIS X 0213第一水準。
- 䑨は、〔集韻〕に「柁、或ひは作る」とある異体字。
- 柂は、〔集韻〕に「柁、或ひは作る」とある異体字。またイと読み、木の名前に使われる。〔爾雅・釈木〕に「椵、柂なり」とある。またリと読み柯柂という酒の名で使われる。JIS X 0212補助漢字。
- 杕は、〔集韻〕に「柁、或ひは作る」とある異体字。また別の意味がある。JIS X 0212補助漢字。
- 枤は、〔玉篇〕に「船尾の小梢なり。柁と同じ」とある。
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