荘単語

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荘とは、以下のことを表す。

• 別荘のこと。旅館、アパートの名前に接尾辞としてつきがち
• 荘園のこと。昔荘園だったところの地名につきがち
• 麻雀で試合の単位。東場・南場・西場・北場で一荘。

人名

日本語、中国語圏の人名である。

• 荘周（荘子） - 中国戦国時代の思想家
• 荘尤（? - 23年） - 新代の武将
• 劉荘（28年 - 75年） - 後漢の第2代皇帝。明帝
• 荘真由美 - 声優

諡号

• 荘王 - 楚の荘王、周の荘王がいる
• 荘公 - いっぱいいる

漢字として

意味

旧字体は莊。

別荘、荘園、いなか、村里、大きな道、大きな店、厳か、うやうやしい、盛ん、草が生い茂る、正しい、という意味がある。〔説文解字〕は「上の諱なり」と、後漢の明帝の諱であるため解説を避けている。当時の荘姓の人は厳姓に変えたという。

字形

形声で声符は壮。徐鉉の注によれば「艸に從ひ壯に從ふ。未詳」。

白川静によれば壮に盛大の意味があり、荘はもともと荘厳の意味だったろうとする。また〔説文〕に載せる古文は艸がなく、もとの字形は爿＋由⿱ではないかと推測している。

音訓

音読みはソウ、ショウ、訓読みは、おごそか、さかん。

規格・区分

常用漢字である。 JIS X 0213第一水準。

語彙

荘園・荘敬・荘潔・荘厳・荘士・荘飾・荘重

異体字

• 𤖈は、〔説文〕にある古文。
• 𤖄は、〔玉篇〕にある古文。
• 𤕶は、〔字彙補〕にある古文。
• 𠗎は、〔字彙補〕にある古文。
• 𦻊は、〔字彙補〕にある古文。
• 㽵は、〔唐韻〕にある俗字。JIS X 0213第四水準。
• 庄は俗字。簡体字でもある。

関連項目

• 海外の姓名の一覧