間とは、以下のことを表す。
- 間(あいだ) - 物と物に挟まれた所
- 間(ま) - 連続した時間と、 連続した時間同士の間隔
- 間(ま) - 部屋の数を数えるときの助数詞
- 間(ケン) - 長さの単位。測る対象によって変わる。普通は1間=6尺、畳の場合は1間=6尺3寸、田畑の場合は6尺5寸。
人名
間(あいだ、はざま)姓がある。
漢字として
閒
- Unicode
- U+995F
- JIS X 0213
- 2-92-74
- 部首
- 門部
- 画数
- 12画
- 意味
- 隙間、あいだ、間隔、隔てる、静か、こっそり、しばらく、スパイ。(簡と通じて)大きい、(閑と通じて)塞ぐ、ひまな、しずかな。
- 旧字体は閒。
- 〔説文解字・巻十二〕に「𨻶なり」とある。
- 字形
- 門+月の会意。〔説文〕に「門と月とに從ふ」とあり、その注に「夫(そ)れ門は夜に閉ざす。閉ざして月光の見ゆるは、是れ閒𨻶の有るなり」とあって、月光が門の間より射しこむとある。他に金文の字形から、月は肉で、廟門に肉を捧げてで祈る儀礼を表すとする説(白川静)がある。
- 音訓
- 音読みはカン(漢音)、ケン(呉音)、訓読みは、あいだ、ま、あい、すきま。名のりに、はし、がある。
- 規格・区分
- 間は常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 間を声符とする漢字には、僩、憪、澗(㵎)、嫺、癎、瞯、簡(𥳑)、繝、鐧、𩦂、鷳、鬝などがある。
- 語彙
- 間一髪・間隔・間隙・間行・間者・間色・間食・間靚・間接・間然・間奏・間奏曲・間断・間諜・間道・間投詞・間伐
異体字
- 閒は旧字体。JIS X 0213第四水準。
- 𨳢は、〔説文解字〕に「古文の閒」とある異体字。
- 𨳡は、〔集韻〕に「古、𨳡に作る」とある異体字。また關(関)の異体字と同形。
- 𨳿は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔康煕字典〕にはケイと呼んで門扉のこととある。
- 簡体字は间。
関連項目
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