概要
その名の通り、青色(コバルトブルー)の瓦屋根を冠した鉄筋コンクリート構造の建物である。この様な建築様式を「コンクリート韓屋」(韓国版・帝冠様式)と称する[1]。青色の瓦屋根が印象的で目立つ外観である故に、対外的(漢字文化圏を除く。)には"Blue House"と名乗っている。
この場所は、李氏朝鮮王朝時代は景福宮の一部だったが、日本統治下の1939年7月に「朝鮮総督官邸」が建設され、米軍政下の1945年9月に「軍政長官官邸」と改名し、1948年に大韓民国が成立すると「景武台」と再改名して同国の大統領官邸となり、1960年12月に「青瓦台」と再々改名して現在の名称となった。1991年に隣に現在の建物を新築し、1993年10月に旧官邸(「朝鮮総督官邸」系譜の建物)は解体された。
2012年2月、韓国市民団体「文化財取り戻し」の代表・慧門(へムン)僧侶が、青瓦台に設置された石灯籠が日帝残滓だと主張し、論争が生じたが、外観に手を加えることで決着した[2][3]。
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脚注
- *【コラム】なぜ青瓦台を模倣して建てるのか: 中央日報
- *「典型的な日本式」 青瓦台に日帝の残滓?: 中央日報
- *青瓦台の日本式石灯籠、撤去ではなく…: 中央日報
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