Internet Archiveとは、主にウェブページの保存を行っているアメリカの非営利団体である。
概要
「すべての知識への普遍的なアクセスを提供すること」を使命として活動している団体。有名なサービスとしてWayback Machineがある。
Internet Archiveではウェブページやその他のコンテンツの保存、保存されたものの閲覧などが、無料で登録なしに誰にでも利用可能である。
アーカイブの名の通り、コンテンツを保存し未来に残し活用してもらうことが目的である。2022年05月03日時点で約6810億のウェブページが保存されている。
またURLに対して、保存された日時のバージョンで閲覧できる。複数のバージョンがあることが多い。
書籍などとは違って、ウェブページは変更や削除が容易である。今日閲覧できたものが明日変わらずに閲覧できるとは限らない。そこでInternet Archiveに保存することで予期せぬ変更や削除に対応できる。また、変更、削除された場合でも、Internet Archiveを活用することで、発掘できるかもしれない。
活用事例としては900万件を超えるWikipediaのリンク切れの修復や、米国の複数の裁判でアーカイブに証拠能力が認められたこと等がある。
著作権
アーカイブという性質上、ウェブページのコピーを保存する事となり日本の著作権法上は違法となる。
サイトが設置されているアメリカではフェアユース規定があるため合法となるが、日本はそうではないため法律の範囲内で利用しよう。
サイト運営者であればInternet Archiveに削除依頼を行うこともできる。
関連項目
関連リンク
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