QH-50 DASH(Drone Anti-Submarine Hericopter)とは、アメリカ海軍で開発された無人対潜ヘリコプターである。
概要
人が乗らない分、安全対策を含んだ重量容積を減らし小型の機体を実現でき、2000~3000トン級の護衛艦に3機程度搭載して、甲板から運用できた。対潜魚雷を2本搭載し1時間程度飛行することが可能。搭載艦がソナーで敵潜水艦の位置を確認したのち発艦、レーダ上のDASHの位置と潜水艦測定位置が合致したときにホーミング魚雷を投下する。[1]
海上自衛隊でも導入し、「つき」型4隻と「くも」型3隻をDASHの搭載用に建造して運用したが、生産国のアメリカでは故障や墜落が多発したため製造を中止、輸入に依存していた日本もそのまま運用を終えることになった。[2]
米海軍はDASHの後継として、有人ヘリコプターを使用する「LAMPS」を開発、海上自衛隊もこれを使用している。
関連動画
関連リンク
- 海自艦船ヘリ搭載の歴史 最初の南極観測船や初の護衛艦など節目となった艦船3選
2020.6.27 - The QH-50 DASH Shipboard and Flight Control Operation.mpg
(youtube) - SNOOPY Flight Operations on USS DeHaven.mpg
(youtube)
関連項目
脚注
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