ありあけのハーバーとは、横浜銘菓として知られるお菓子である。
横浜銘菓として古くから親しまれてきた洋菓子で、カステラ生地の中に粒入りの栗餡が入ったものである。昔からの栗餡のほか、チョコレート味の黒船ショコラ、ミルク風味のミルクモンブランなどもある。横浜名物食品としての全国的な知名度では崎陽軒のシウマイには劣るが、賞味期限の長さや好みを選ばない味なところから、お土産としての有用性はこちらに軍配が上がる(※筆者の私見です)
製造元であった有明製菓は、横浜市の鶴見区の鶴見駅近くに1954年から本店を構えていた老舗菓子店であった。好評を得て事業規模を拡大し、全国展開もしていたが、バブル時代の投資失敗で1999年に倒産してしまった。現在の製造元である株式会社ありあけは、ハーバーの復活を願う市民の声によって再興された新会社である。復活を願われるあたり、それだけハーバーが「横浜の味」として根付いていたという証ともいえる。
テレビCMも度々流しており、特に地元のtvkでは時間帯を問わずに流れていた。深夜アニメに定評のあるtvkであるが、そのアニメ枠の間に「ありあけぇーのーはーぁばー♪」を何度も聴いたという人も少なくないと思われる。
名称には表記ゆれがあり、本記事名の「ありあけのハーバー」という表記の他に、パッケージやロゴマークでは「ありあけ横濱ハーバー」「ありあけハーバー」という別の表記も使用される。株式会社ありあけの公式サイト内でもこの3つの表記が混在している。
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最終更新:2025/01/05(日) 15:00
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