そのばん あおむしは、おなかが いたくて なきました。とは、絵本『はらぺこあおむし』の一節である。
卵からかえったあおむしは、月曜日から毎日果物を食べ続けていた。量は日に日に増えていたが、金曜日になってもまだまだおなかはぺっこぺこ。
そして土曜日に
と大量にごはんを食べてしまった。その結果、
そのばん あおむしは、
おなかが いたくて なきました。
と、食べ過ぎで涙を流すほどおなかが痛くなってしまった。この時のあおむしの表情は「(´-`)」に近いものになっている。この絵本であおむしは食材の全部を食べているわけではなく、虫食い穴を開けて食べているが、それでもこの小さな体には多すぎたようだ。
翌日にはおなかの具合もよくなり、あおむしは今まで食べ続けていたもの[1]で栄養を蓄え、さなぎを経て綺麗な蝶へと育っていく。
「なきました」は、もりひさし(森比左志、森久保仙太郎)による日本語訳版で追加されたもの。原語では「That night he had a stomachache!」で、泣く要素はない。しかし「なきました」という一文が追加されたことであおむしの気持ちや幼さが表現され、印象に残りやすくなったかもしれない。
以前から一部では知られていた台詞だったが、2025年10月にX(SNS)の一部で取り上げられた結果関連投稿が少し増加している。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/pnqtikra083____/status/1978427720288571408
掲示板
116 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 21:58:13 ID: 8oE7UuN14s
117 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 07:56:26 ID: X5bEJGirgu
暴食がたたって起きた腹痛でもいいし
悪食が原因でもいいし
一種の成長痛でもいいし
成長に伴って視野を広げる(=日ごとに違うものを食べる)子供が興味の赴くままにあらゆる物事に手を出して時には大失敗を経ながらも最終的に自分に合ったライフスタイルを見つけて大成する姿を比喩的に描いた描写と捉えてもいい
様々な解釈が出来て大人になっても語り合えるのはいい作品の証拠だよ
118 ななしのよっしん
2025/12/20(土) 21:04:34 ID: VMq8nhsZFo
>>114
自分もそう解釈してた
けど本文では「食べすぎたからお腹が痛くなった」とも「成長の前段階としてお腹が痛くなった」とも書いてなくて、
ただ A.いろんなものをたくさん食べた → B.お腹が痛くなった → C.繭になって成長した
っていう前後関係が描かれてるだけなんだよね。因果関係は明示されてない
だからその人が前後関係をどう意味づけるタイプかによって解釈が割れるってことなのではないかと
過去の出来事からその時点で起きたことを意味づけて振り返らないタイプの人は「食べすぎたからお腹が痛くなったのか」って解釈する傾向にあり、
結果から遡って個々の出来事の意味を修正していくタイプの人は「お腹が痛くなったのは成長の前段階だったんだ」って解釈する傾向にある、と
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/21(日) 04:00
最終更新:2025/12/21(日) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。