たべのこしとは (タベノコシとは) [単語記事]

この項目ではゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するアイテムについて解説しています。
一般的な食べ残しに関してはこちら　→　残飯

概要

ポケモンに持たせると毎ターン終了時に最大HPの1/16だけ回復していく。食べても食べても永久になくなることのない魔法の残飯。

単純に寿命が長くなるので、特に耐久型のポケモンに持たせられることが多い。
『まもる』『みがわり』『やどりぎのたね』等との相性も良い。

非売品であるが、野生のカビゴンやゴンベなどが持っていることがある。
厳密には金銀・DP・HS・BWでは100%持っている。※BWは交換でゲット
なお、初出の金銀版ではタマムシシティの食堂のゴミ箱の中にある。こんなものを持たされるポケモンの健康が激しく心配である。

似たアイテムに『くろいヘドロ』『かいがらのすず』などがあるが、後者は回復量が不安定なので対戦で使われることは稀。（使うとしてもLv1がんじょう戦法など非常に限定的）
くろいヘドロに関しては後述。

HP16n調整＆16n+1調整

たべのこしを扱う際によく耳にするHP数値の調整方法。

上記のように、たべのこしは最大HPの1/16だけ回復する道具であるのだが、計算時小数点以下は切り捨てられる。よって、最も回復量の効率が良いのは、最大HPがちょうど『16の倍数』の場合である。

また同時に『みがわり』を使う場合、最大HPが『4の倍数+1』であると最も効率が良いとされるので、『16の倍数+1』で調整されることもある。

くろいヘドロ

ポケットモンスターダイヤモンド・パールで追加された道具。

たべのこしと同じ効果で、持たせると毎ターン最大HPの1/16を回復していく道具であるが、こちらはどくタイプのポケモンにしか効果が現れない。どくタイプ以外のポケモンに持たせた場合、毎ターン最大HPの1/8だけダメージを受ける。

『トリック』などの技で道具を奪われたとしても、たべのこしと異なり奪った相手がダメージを受けることになるのでそこまで痛くない点が利点の一つに挙げられる。また、パーティにたべのこしを持たせたいポケモンが2体以上いる場合、一方がどくタイプであるとそのポケモンにくろいヘドロを持たせることで併用が出来る。
ダメージを与えるのが目的であればどくどくだまでも良い。

ちなみにDPPtではフィールドに落ちておらずグレッグルが偶に所持しているのみであったが、グレッグルはノモセだいしつげんにしか登場しないため、おみとおしトリック等で奪えず、入手方法は困難を極めた。

第5世代からはヤブクロンやベトベターも偶に所持するようになった。