アラン・リックマン(Alan Sidney Patrick Rickman 1946年2月21日 - 2016年1月14日)とはイギリス、そしてハリウッドを代表する名優である。
めっちゃイケメン
1946年、WWⅡ終戦後すぐにイギリスの労働者階級で生まれた。
彼はすぐに俳優として活動していたわけではなく、最初はグラフィックデザイナーとして働いていた。
しかし、その職を辞めて王立演劇劇場と呼ばれるイギリスでは名門の劇場に入った。
(王立演劇劇場出身者として、ハリー・ポッターではヴォルデモート役のレイフ・ファインズやピーターペティグリュー役のティモシー・スポールなどの名俳優がいる)
そこでは主役級の活躍をしており、なんとあの日本の名演出家・蜷川幸雄とタッグを組んだこともある。
しかし、そこではまだ世界級の知名度は得られなかった。
彼が有名になったのは『ダイ・ハード』での悪役、ハンス・グルーバーである。
この映画はブルース・ウィルス主演で作られたアメリカのハリウッドアクション映画である。
この映画が大ヒットしてアラン・リックマンという名は世界に知れ渡ったのである。
特に最後のビルからの落下した時の表情は有名である。
このダイ・ハードを機に、彼に様々な仕事が舞い込み、そして賞を得るようになる。
たとえば『ロビン・フッド』では悪役のジョージを演じてアカデミー助男優賞を授与される。
『ラスプーチン』では主演のラスプーチンを演じてゴールデングローブ賞を授与される。
というように大きな賞をいただくまでになったのである。
21世紀に入り、彼に入った最初の仕事は『ハリー・ポッターと賢者の石』のセブルス・スネイプ役であった。
これが原作ファンの人でも「これはセブルスそのものだ」と言わしめるほどの役となり、世界的に知られるようになる。
ニコ厨もおそらくこのイメージが強いのだろう。アラン・リックマンで動画検索するとほとんどスネイプの動画になる。
これを死の秘宝までやり続けた。
また、このハリー・ポッターシリーズにおいて、実は彼だけがあることを知っていた。
それは最終話とスネイプの過去である。
出演者には、結末や展開を黙っておいたのだが、アランにだけは作者のJ・K・ローリングが伝えていたのである。
これはローリングの「意外な結末になることを踏まえて演技をしていってほしい」という要望から伝えられたもので、アラン本人はそれがばれないか毎日ヒヤヒヤして演技をしていたそうだ。
彼はこのハリー・ポッターもだが、ほかにも『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『モネゲーム』など大作にも出演していた。そして2012年には35年間付き合っていた彼女と結婚をした。
しかしながら2016年になってすぐに、彼はすい臓がんで亡くなった。69歳であった。あと1か月ほどすれば70歳であった。彼の遺作は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』である。
アランは間違いなく、これまで僕が出会った中でも、最も偉大な俳優の1人です。また映画業界で最も義理堅く、優しい人でもありました。
彼は撮影現場でも、ハリー・ポッターが終わった後から何年経っても僕を勇気付けてくれました。ロンドンとニューヨークでの僕の公演に来てくれて、僕のすべてを見てくれたと思います。そんなことしなくてもよかったのにですよ。
僕よりずっと長く彼と友達の人はみんな『アランに電話したら、彼が世界のどこにいても、どれだけ忙しくしていても、1日以内に連絡を返すよ』と言うと思います。 アランはとても親切で、寛大で、自虐的で、面白かったです。彼は僕を子供ではなく、同じ立場の仲間として扱ってくれました。
彼と仕事ができたことは、僕の人格形成に多大な影響を与えたし、これからのキャリアと人生でも、彼の教えを支えにしていくことでしょう。偉大な俳優、偉大な人物を失ったことは、映画産業と舞台芸術にとって大きな損失です。
アランの訃報を聞いてとても悲しんでいます。
偉大な人物、そして偉大な俳優である彼と仕事ができたことを幸せに思っています。
みんなで一緒にお話をしたことがとても恋しいです。安らかに眠ってください、アラン。
私たちはあなたを愛しています。
アランが亡くなったと聞いて深く悲しんでいます。
たくさんの場所で彼と仕事ができる機会があったことはとても光栄なことでした。
彼がいなくなっても、いつも僕は彼の声を聞くことになるでしょう。
アランの訃報を聞いたのですが、どれだけショックで悲しいかは言葉で表すことができません。
彼は偉大な俳優で、素晴らしい人でした。
彼がどれだけ愛されていたかよくわかる。
彼は来歴にも書いてある通り、ハリー・ポッターやダイ・ハードでのイメージが非常に強い。
彼の卓越した演技力や人の引き込みかたもそうだが、おそらくこの人の最大の特徴は、「声」である。
実際の声を1回聞いてほしい。
独特の低音で聞き入ってしまう人が多いのではないのだろうか。これらは「ミルクチョコレート・ヴォイス」「ベルベット・ヴォイス」などと言われており、甘く溶けてしまいそうな声という意味である。
この声が世間、そしてニコ厨の耳に刻まれて日本でも人気なのだといっても過言ではないと思う。
ないみたい。
掲示板
3 ななしのよっしん
2020/07/05(日) 14:36:56 ID: Ukv7YN22vD
秘密の部屋だったかのメイキングで、めちゃくちゃ大爆笑してたの見て好きになった。
スネイプの格好のままそんな事してるから一瞬頭がバグったw
可愛い人だなと思うのと同時に、やっぱり俳優って凄いって思ったよ。
4 ななしのよっしん
2020/11/07(土) 09:21:32 ID: Rk0ss+MOlL
記事中にあるダイ・ハードの落下シーンは、監督に騙されたせいで、本人は本気で驚いていて演技していない
後ろ向きに落下し、約20メートル下のエアバッグの上に着地するというプロのスタントマンがやるようなもので、
アランは最初は危険すぎるとして拒否していた
そこで監督が自分でスタントをやって可能だと認めさせたうえで、「3、2、1で落とすからな。3!」で落下させた
なお、念のために撮り直しているけれど、こちらは使われなかったw
5 ななしのよっしん
2023/06/10(土) 01:30:09 ID: U7SdwCMg0t
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最終更新:2024/05/23(木) 05:00
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