エキビョウ

エキビョウとは、PS2専用ソフト「大神」に登場するボス妖怪である。名前の由来は「疫病」。

概要

エキビョウは何本もの剣や矢が突き刺さった、中身の無い鎧武者の姿をしている。が、本体は「金釘」と呼ばれる妖刀。
浮遊をしながら移動し、鎧兜に自身を振るわせて敵を撫で斬りにしたり、妖力で金釘自身や数本の剣を飛ばして攻撃する。何らかの要因で鎧兜から金釘が離れると、鎧兜の方はピクリとも動かなくなる。

妖魔王キュウビに仕える大妖怪として西安京に住む大富豪・宝帝(たからのみかど)の体内に憑り付き、操る。宝帝の周囲の人間を言いくるめて部屋に閉じこもると、そこから命を蝕む緑色の毒霧を出して西安京の人間をじわじわ弱らせていた。西安京に竹細工を売りに来ていたカグヤを召し捕り投獄した他、筆神様の一人である幽神(かすがみ)を妖器「霧禁ひょうたん」に封印する。その後も緑の毒霧を出し続けたエキビョウだったが、ついに霧の出どころを掴んだアマテラスが宝帝の体内に乗りこんできた。人間の体の中だけに相手は手を出せないとエキビョウは考えていたが、「ここで暴れりゃ気付け薬が省ける」とイッスンに一蹴され、戦闘になる。辻斬りや剣を飛ばしてアマ公に攻撃を仕掛けるも、敗北し退治される。エキビョウが滅び去ると西安京を覆っていた毒霧は晴れ、カグヤもアマ公の手引きにより牢から脱出した。

その後、物語終盤の箱舟ヤマトでアマ公にリベンジマッチを挑む。しかし体力が増えただけで攻撃技は一つも変わっていなかったため簡単に倒されてしまう。仕方ないね。

関連項目

• 大神
• 妖魔王キュウビ