エルマー・スネル

エルマー・スネルとは、機動戦士ガンダムMS IGLOO2に登場する男性である。
CVは大塚明夫。

概要

IGLOO2の二話「陸の王者、前へ！」にて登場。階級は大尉。顔が一切映っておらず、ほぼ声だけの出演。
劇中の台詞から察するに、月面の出身らしい。

ジオン公国軍地球攻撃軍に所属するエースパイロットで、シールドにトカゲのペイントが施された白いザクを専用機とする。その恐るべき技量から、連邦軍に「ホワイトオーガー」(白い鬼)と呼ばれて恐れられている。ヨーロッパ戦線にて、反攻に出た連邦軍の61式戦車部隊を壊滅させる戦果を挙げ、その活躍はプロパガンダ放送によって全世界に知らされた。

そんな彼も死神に憑かれ、毎晩ヤンデル中尉と戦わされる悪夢を見させられていたが、その決着はいつも分からずじまいだった。7月26日夜、連邦軍が流した偽情報に釣られ、行軍している時にヤンデルの気配を察知。機体の不調を理由に本隊から分離し、配下のザク2機を従えて、ヤンデル率いる戦車二個小隊と交戦する。彼のザクはバスーカを装備していたが、その威力が従来の作品とは比較にならないほど強大になっていた。このため61式戦車を軽々と撃破、配下のザクとともに戦果を重ねていく。
しかしヤンデルの奇策により1機ずつザクを討ち取られ窮地に立たされるも、61式戦車8輌を撃破。夜明けとともに悪夢の結末を自分の勝利で飾る事が出来た。

が、その瞬間ザクの背中が爆発した。全滅させたはずの戦車二個小隊に、1輌の生き残りがいたのだ。ヤンデル率いる二個小隊は臨時編成だった故に8輌ではなく、9輌いたのだ。そこを見誤ったスネルは、油断した隙を狙われたのである。最後の61式戦車に乗っていたヤンデルによりトドメを刺され、スネルは戦死した。

関連項目

• MS IGLOO2
• 61式戦車