カワサキ・ゼファーとは、川崎重工業が製造・販売していたオートバイである。
大きな丸目ライトとフィンの立った空冷エンジン、スティッチの入った革張りシートというクラシックなルックスが特徴。
発売されたのはレーサーレプリカ全盛期ともいえる1989年のことで、速さとスペックを競うばかりがバイクではないという新たなスタイルを確立したともいえる。KR-1の販売不振は関係ないだろ!いい加減にしろ!
そのデザインは往年の名車Z1をモチーフにしており、そのことも人気につながった。
また「ゼファー」という名にも強いこだわりがあったらしく、既に商標登録していたフォード社に交渉して使用許可を得ている。
恐らくは空冷四気筒エンジンを搭載するネイキッドモデルとして「Z」の頭文字を持たせる目的があったためと考えられる。事実としてゼファーはカワサキの空冷マルチエンジンを搭載する最後のモデルとなった。
80年代のレーサーレプリカ時代から一転、90年代はネイキッドバイク再興の時代となったが、ゼファーはまさにその先駆けとなったモデルである。おいザンザスの話はやめろ
2008年の排ガス規制強化に伴い生産終了となり、後継となるモデルも存在しない。
しかしながら今なお根強い人気と数多くのオーナーに支えられ、今日も西風は吹き続けている。
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最終更新:2024/04/25(木) 02:00
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