クインティアとは (クインティアとは) [単語記事]

概要

ある程度電波技術が発展した国の王の娘としてこの世に生まれたが、近隣の国々からの戦争により国は滅んでしまった。いくらなんでも電波技術の発展量が他と比べて小さかったため、簡単につぶされてしまった。

その後は地を這うような生活をしており、のちにミスター・キングに気に入られてディーラーの幹部としての地位を得る。

弟のジャックとは対照的に非常に冷酷な性格をしている。必要最低限のことしか口には出さずミスター・キングの命令には忠実に従う。

「ノイズトカード」を利用して大量のウィザードを暴走させ、それによって発生したノイズの結晶「クリムゾン」を回収している。そして、スバル(ロックマン)を調査するため、教育実習生という立場で潜入した。
そこでも、多々感情が高ぶり暴れるジャックを落ち着かせていた。

のちにWAXAは破壊するという依頼を受けて、ウォーロックそっくりのウィルスを大量発生させる兵器を用いて破壊を試みたが、暁シドウとスバルの活躍で壊滅までには及ばなかった。
そして、今度は自分が戦うこととなり「クィーン・ヴァルゴ」と電波変換して「アシッド・エース」と戦う。この戦いにおいてクインティアは暁が自分を大切に思ってくれているということを久方ぶりに聞くのだがそれには答えずに、ロックマンと戦って負け、刑務所に入れられた。

その後は脱獄し、ジャックと一緒にキングからメテオGのコントロール権を奪取し、世界を作り直すという元々の計画を実行する。これは自分たちが襲われたことが原因の行動であり、平たく言えば「電波技術の発展によって腐っていった世界を作り直し、そこの世界の王女となる」という目的である。

しかしロックマンの説得と、弟であるジャック自身が間違っているということに気づき改めることを望んだため、今までの罪を償い尽くすつもりで生きることを決意した。

ヴァルゴ

クインティアのウィザード。コーヴァスと一緒にありとあらゆる犯罪行為をやってのけた人物であり、ウォーロックからは「最強にして最悪の犯罪者」と評された。クインティアとは対照的に非常にウザイ性格をしている。
この「世界を作り替える」という計画を気に入り、それをサポートする形でウィザードとして居たが、改心した際にはジャックも一緒に殺してメテオGの支配権を乗り換えるつもりでいたが、ブライの渾身の一撃により散った。あまりにもあっけない最期を迎えることとなった。