クラスター爆弾禁止条約

クラスター爆弾禁止条約とは、文字通りクラスター爆弾を禁止しようという条約である。

概要

オスロで結ばれたためオスロ条約とも呼ばれている。

2010年発行の比較的新しい条約である。

クラスター爆弾とは要するに一つの大きな爆弾から多数の小型爆弾がばら撒かれる爆弾であるが（該当記事参照）、これが不発弾となって戦後になってから子供が拾ったりして爆発して死ぬみたいなことがある、評判の悪い武器である。このクラスター爆弾の製造、取得、譲渡、使用、保持の禁止を締結国に義務付ける条約であり、日本も署名している。

批判

とはいえ、アメリカ、中国、ロシア、などは国防上必要であるとして加盟していない。このため、一部の国だけクラスター爆弾が使える不平等条約ではないか、という意見もある。クラスター爆弾も、一部の活動家が過剰に騒いで悪者に仕立て上げてしまっているだけで、日本の国防上も必要なのではないか、それを安易に、クラスター爆弾禁止条約に署名してしまったのはいかがなものか、という批判もある。

2023年、ウクライナに於けるロシアの侵攻に対する戦争でも、ウクライナにクラスター爆弾が供与された。これに対しても活動家が騒いだが、ウクライナもロシアもこの条約に非加盟であるため、問題ないとされている。

関連動画

関連商品

クラスター爆弾は販売できへんで。

関連リンク

• 外務省　クラスター弾に関する条約

関連項目

• クラスター爆弾