スケールアニメキットとは、玩具メーカーのタカラ(現・タカラトミー)が展開していたプラモデルのシリーズである。
「機動戦士ガンダム」のブームを受け、タカラも自社がスポンサーとなったアニメ「太陽の牙ダグラム」の商品を多数展開したが、ガンプラブーム真っただ中の1981年に発売されたキットが始まりとなった。
タカラは自社開発でのノウハウが弱かったため、日東科学(SF3D、後のマシーネンクリーガーを発売したメーカー)の協力で商品を開発した。
ダグラムに関しては1/72スケールでアニメに登場したコンバットアーマーをコンプリートした点が挙げられる。
また、装甲騎兵ボトムズでは「1/24スコープドッグ」の出来が現在においても語り草になるほどの完成度を誇る。
その他に「エリア88」「機甲界ガリアン」「クラッシャージョウ」「巨神ゴーグ」などがあるが、巨神ゴーグを最後に流れが途絶えてしまう。
その後、数年間のブランクを経て「プラクション」シリーズが登場するが、こちらも現在は流れが途絶えている。
主に、1/72と1/48スケール、また価格帯を抑えて300円という価格で統一した「ビギナーズコレクション」シリーズがあった。
その他、1/144スケールの「コンバットアーマーコレクション」が日東科学から発売されていた。
主役メカのダグラムに関しては、1/48スケールで2種類発売。一部装備品とプロポーションの違いが特徴的である。
1/35、1/24、1/48スケールで展開。
こちらは1/35スケールではサンサ篇で登場した「ストライクドッグ」を最終アイテムとして展開が終了。
1/24スケールアイテムもスコープドッグと各バリエーション、クメン編で出てきた「スナッピングタートル」やそのバリエーションの「スタンディングタートル」で展開が終了している。
1/48ではスコープドッグ、マーシィドッグの二種類のみ。
再販自体はここ数年ないものの、中古市場で現在比較的手に入れやすいのは何といっても「1/24スコープドッグ」系であろう。
かつてガレージキットメーカーであるウェーブが、タカラから金型を借り受けて+αで自社開発したパーツを新規に作り出ていなかったスコープドッグのバリエーションを多数発売。
やや癖はあるが、降着機構を再現した脚部やレッドショルダー、ターボカスタムのオプション兵装、設定画より潰れている印象のあった頭部周りの新規パーツや折れやすかった股関節など、最終的に「ペールゼンファイルズ版」に至って新規の両腕や足首が付属したことでかなりの部分が新規パーツに置き換わってしまった。
また、ウェーブはこの他にも1/35スケールで新規ATのプラモデルを発売、第一弾は当時立体化を果たせなかった「1/35ラビドリードッグ」であった。
こちらは降着機構やクリアパーツなどを盛り込んだPS版、それらを廃しより買いやすさを優先したST版の二種類がある。
「太陽の牙ダグラム」に関しては長らく再販自体も途絶えていたため中古市場でも高値安定の状態であったが、マックスファクトリーから「PLAMAX」シリーズで太陽の牙ダグラムシリーズが始まり、2022年現在全CBアーマーをコンプリート、また一部キットではCBアーマーバリエーションで描かれた機体を発売。
当時品を買い集めるよりお手軽に買いやすく組み立てやすい環境になっている。
その他にも「クラッシャージョウ」関連はハセガワから展開中であり、「機甲界ガリアン」「巨神ゴーグ」はバンダイからスーパーミニプラが発売された。
※後発商品を掲載しています
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/18(木) 13:00
最終更新:2025/12/18(木) 13:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。