スタディボックスとは、ベネッセ(当時の福武書店)からかつて発売されていた電子学習教材であり、ファミリーコンピュータの周辺機器である。
1980年代から1994年まで小学講座(チャレンジ)の会員に向けたオプション教材として提供されていた。テープレコーダーを内蔵し、ファミコン本体と接続することで動作する周辺機器のプラットフォームをとっており、ソフトはカセットテープのものが毎月テキストとともに送付されてくるというものであった。
多くのソフトの内容はキャラクターが様々な話をして学習を進めるというもので、現在の「すらら」などの教材の先駆けといえる。キャラクターはオリジナルであったが当初は小学講座の「ブコマッチ」が登場していたらしい。
ソフトのカセットは右にプログラム、左に音声を内蔵しており、この機構によりファミコンの限界を大幅に超えたクリーンな音声の記録・再生を可能とし、ほとんどのセリフはフルボイスで進行できた。セーブは出来ないがカセットテープのため早回しを利用しての章のスキップが可能であった。
教材のコースは理数の「サイエンスコース」と英語の「イングリッシュコース」があり、それぞれ対象年齢は3~6年生、4~6年生向けであった。イングリッシュコースでは93年頃より添削問題・問題用ソフトの提供があり、「進研ゼミ」と同様の努力賞シールも送付されていたという。
歴代で提供されたすべてのソフトの種類は100を超えると言われており、特別付録として学習教材ではない「ゲームソフト」が提供された月もあった。「リトルメアリーのかみかざり」「トロプスワールド金色のどんぐり」「N57星を探ろう!」などのタイトルが挙げられる。
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最終更新:2025/12/12(金) 13:00
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