ハポン

ハポン（Japón）とは、スペイン語で「日本」を指す言葉。ガリシア語ではXapónと書かれる。

また、スペイン語圏の姓である。

スペイン南部アンダルシア地方、コリア・デル・リオの街周辺で見られる姓。コリア・デル・リオ周辺には600人ほどのハポンさんが存在する。

1613年、伊達政宗が支倉常長を正使として遣わせた慶長遣欧使節団はメキシコ、後にスペインへと赴き、スペインではコリア・デル・リオを本拠として滞在していた。使節団の帰国の際、コリア・デル・リオに数名の日本人が帰国せずとどまったと伝えられ、ハポン姓の人々はこの日本人の子孫ではないかと言われている。1646年の村の公文書にはハポン姓が見られ、遣欧使節は故郷の日本（ハポン）を姓として土着していたのではないかと考えられる。

当地のハポン姓の人々には蒙古斑が見られ、ハポンさんたちの先祖が日本人であることの証拠ではないかとされている。

曖昧さ回避

人名

実在の人物

• フアン・マヌエル・スアレス・ハポン（Juan Manuel Suárez Japón）：スペインの政治家

関連項目

• 海外の姓名の一覧