フキノトウ(ふきのとう・蕗の薹)とは、植物・食材の一種である。東北地方では「ばっけ(バッケ)」と呼ばれる。
春先に、雪解けの地面に顔を出すフキノトウ。独特の苦味があり、てんぷらなどに調理して食用にする。
葉の茎が伸びる前に地面に直接出てくるのでわかりにくいが、これは蕗の花で、雄花と雌花がある。花が咲いてしまうと苦味が強くなるので、ツボミの状態で摘み取って食べる。
蕗は日本原産で、樺太から朝鮮半島、中国でも見られる。水分の多い沢などを好む。
建物の裏手などの日当たりの悪いじめじめしたところに蕗を植えておくと、地下茎で増え、春先だけでなく長期間フキノトウを収穫することができる。
蕗は葉や茎も食べられる。茹でて水にさらしてあく抜きし、筋を取って、煮付けて味付けする。
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最終更新:2025/12/12(金) 11:00
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