プロレスごっことは (ギシギシアンアンとは) [単語記事]

プロレスごっことは、主に家庭内でプロレスの真似事をする遊戯のことである。

概要

大きく分けて一般部門とアダルト部門とがあり、後者は主に夜に行われるのが特徴である。

一般部門

実際のプロレスに近いルールに則って行われることもあるし、そうでないこともある（ex. キン肉マンごっこ）。嫌がる他者を無理やり巻き込んで技を極めるなどの例がいじめとして問題視されることもある。

アダルト部門

アダルト部門に参加できるのは原則として成人した男女２名であるが、稀に同性同士であったり３名以上のバトルロイヤル形式であったりすることもある。己の肉体（主に下半身）と精神を真正面からぶつけ合って戦う正真正銘のスポーツではあるが、ルールはある面では通常のプロレス以上にショースポーツとして洗練されており、試合を盛り上げる為に敢えて自身のウィークポイントを相手に曝したり、試合を盛り上げる為の各種ギミックの使用も広く許されているなど、戦略的な要素も多彩である。なお、アダルト部門は有史以前の太古より存在し、また人間のみならず比較的高等な動物に於いてもあまねく実施されている。そのため、プロレスの起源そのものをこのアダルト部門に求める説も存在するという^[要出典]。

この部門には基本的に審判が存在しない為に勝敗の概念も希薄かつ曖昧であるが、自身の肉体的・精神的な充足を以て相手の試合運びを採点し合うことが多い。しかしこのスポーツは相互エンターテインメントなのだから、相互の充足度を以て自己採点を行って反省し、次回に活かす事こそが大切である。また、ショースポーツとして互いに盛り上がるようなテクニックや、飽きを来させない適度な演出があるのが望ましいが、残念ながら勝手に自身のみが満足するだけの独り相撲に終始したり、マンネリズムに支配され形骸化した作業に陥ることも少なくないのが現状である。それらを回避する為、双方が相手に対して相応の信頼と敬意を抱き、何より積極的に楽しもうとあらゆる努力を重ねる事が肝要となるだろう。

また、稀に子供等の審査員が突如乱入し、試合中止を含む容赦の無い物言いを下してくることがあるので、壁の薄い家や扉に施錠できない部屋で行う場合には物音や声量に対し細心の注意が必要となる。また近年は、片方もしくは双方の不同意により試合そのものが長期間行われない「レス状態」が社会問題となっている。プロレスやらないのに「レス」とはこれいかに。下半身の話なのに「じょうたい」（上体）と言うがごとし。