ミンフィリア・ウォードとは、「ファイナルファンタジーXIV」の登場人物である。
エオルゼアの救済を目的とする秘密結社「暁の血盟」の盟主。かつてはルイゾワ・ルヴェユールの助言を得て「十二跡調査会」という組織を立ち上げて会長を務めていたが、ルイゾワが行方不明になった際に彼が率いていた「救世詩盟」と合流して現在の地位に着いた。
プレイヤーと同じく「超える力」という異能を持つ。それにより過去の出来事を視たり、ハイデリンの声を聞くことができる。
一方で戦う力は持たず、危険な任務を仲間たちに任せざるをえないことを心苦しくも思っている。
サンクレッド・ウォータースとは幼いころに出会い、当初は彼を兄のように慕っていた。現在では互いに想い合っているが、サンクレッドはミンフィリアの為そうとしていることの邪魔にならないように意図的に遠ざけ、ミンフィリアもそんなサンクレッドの考えを理解した上で、「暁の血盟」の盟主とメンバーの関係を維持している。
本項はネタバレを含むので注意。
本名は「アリシア」。
幼いころに事故で父親を亡くし、その事故の関係者でもあるフ・ラミン・ケシュに引き取られて生活する。父親がガレマール帝国とアラミゴ解放軍の二重スパイをしていたことから、身に危険が及ぶ可能性があるとして偽名を名乗るようにサンクレッドに勧められ、以後「ミンフィリア」を名乗る。
17歳ごろから過去視が発現し始め、それをサンクレッドに相談したところルイゾワを紹介され、それが「超える力」という異能であることを教えられる。そして同じように異能を持つ者たちを集め、情報交換をしながらそれを世界の為に役立てる「十二跡調査会」を立ち上げた。
先述の通り、第七霊災の後に「救世詩盟」と合流して「暁の血盟」の盟主となる。
第七霊災の後、エオルゼアのほとんどの人たちが「霊災の前に確かにいたはずの英雄の顔も名前も思い出せない」という現象に見舞われる中、彼女だけはプレイヤーのことを覚えており、再会を喜んだ。(旧版からデータを引き継いだ場合のストーリー)
プレイヤーを「暁の血盟」に迎え、以後は多くの苦楽を共にすることになる。
しかしウルダハの政争に巻き込まれる形で「暁の血盟」は女王暗殺の濡れ衣を着せられる。ウルダハからの脱出の途中、しばらく聞こえなくなっていた惑星ハイデリンの声を聞き、その真意を確かめるためにヤ・シュトラが発動したエンシェント・テレポの中に自ら飛び込んでいき、行方不明となった。
女王暗殺の容疑は晴れ、エンシェント・テレポに巻き込まれた者たちも含めて続々と合流を果たす中、ミンフィリアの行方は依然として掴めなかった。
星海を観測するための施設「逆さの塔」にてようやく彼女と再会するが、雰囲気は大きく変わっており、自らをハイデリンの一部であるとして「星の代弁者」と名乗る。そこで彼女は自分たちのいる原初世界と13個の鏡像世界の関係、そして霊災の発生によりハイデリンの力が弱っていることをプレイヤーに伝えた。
そしてその後、光の氾濫によって滅亡の危機にある鏡像世界のひとつ「第一世界」へと旅立って行った。
原初世界と第一世界の時間の流れは異なり、プレイヤーが第一世界を訪れた頃、ミンフィリアが旅立ってから100年が過ぎていた。
光の氾濫を食い止めて世界を滅亡の危機から救った「光の巫女ミンフィリア」として伝えられている。
光の氾濫は食い止められたとはいえその影響は如実に残っており、そのひとつが「罪喰い」と呼ばれる光の魔物の存在である。罪喰いの中でも上位の個体は、傷つけた相手を罪喰いに変えてしまう性質を持っている。
ある時、罪喰い化に耐性を持つ少女が発見される。彼女は「光の巫女ミンフィリア」と同じ金の髪・水晶色の目を持っていたことから「ミンフィリア」と呼ばれるようになり、罪喰いとの戦いの最前線に立って人々を勇気づけた。
しかし、やがて「ミンフィリア」は戦いの中で傷つき倒れてしまう。死ぬ間際、「ミンフィリアはまた生まれてくる」と仲間たちに言葉を残した。
そしてその言葉の通り、また罪喰い化に耐性を持ち、同じ髪の色・目の色を持つ少女が発見される。
こうして代々、何人もの「ミンフィリア」が生まれ、罪喰いと戦い、そして倒れていった。
「ミンフィリア」の中に「ミンフィリア・ウォード」の魂は存在しており、プレイヤーより先に第一世界にやってきていたサンクレッドとも一時的に再会を果たしている。しかし、当代の「ミンフィリア」が自分の足で歩み続けることを望み、それを受けて「ミンフィリア・ウォード」は光の巫女としての力を彼女に託し、星海へと還った。
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最終更新:2025/12/10(水) 20:00
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