ムカイ・ヒナタとは (ムカイヒナタとは) [単語記事]

概要

ヒロトの家であるクガ家とは家族ぐるみの付き合いであり、家事の手伝いに入ったり、食事をともにするなど実際の家族同然の深い絆を結んでいる。

学校では弓道部に所属。

ヒロトがGBNへのダイブに利用している「G-CAFE」のスタッフとしてアルバイトを始め、しだいにガンプラの世界に触れていくことになる。

ヒロトがある日を境に変わってしまい「写真の子（イヴ）」となにかあったのでは感づいてはいるが、それを直接尋ねたことはない。

一匹狼となっていたヒロトが、ひょんなことから巻き込まれた謎のストーリーミッションに新たな仲間たちと一緒に取り組んでいることを喜ぶが、どこか冷めたままのヒロトを常に気にかけている。

ヒロトの本質を、誰かを救うために自分のことを後回しにしても動ける「ヒーロー」気質だと理解しており、一歩引いたところから自己評価の低い彼を励まし、見守り続けるという彼女自身は「ヒロイン」の鏡と言える存在である。

ここから先は、ネタバレ成分を含んでいます。
ご注意ください。

「G-CAFE」のマツムラ店長と相談するうちに、2年前にGBN内で起こった「第2次有志連合戦」とその原因になったELダイバーの存在を知ることになる。

2nd Seasonにおいては、部の先輩であったシドー・ミズキと再会。彼の弟シドー・マサキがGBNにログインしたまま昏睡状態に陥っていることを知り、ヒロトの身にも同じことが起こることを案じるようになる。

やがてヒロトは（ヒナタの知らないところでイヴとの過去をある程度吹っ切り）もとの明るさを若干取り戻した。その事に安堵するヒナタ。だが、マサキの容態急変が知らされた流れの中で、ヒロトから現在彼がマサキがいたままの世界、つまりエルドラで戦っていることを告げられる。

ヒロトがマサキ同様になることを恐れるヒナタだが、ヒロト自身の決意が固いことを知ると、マサキを救い出すという可能性を信じて、現実世界で待ち続ける。やがてマサキが息を吹き返して意識も取り戻した奇跡を目の当たりにし、ヒロトが真の「ヒーロー」となったことを確信する。

最終決戦でもヒロトを信じて送り出し、自らは神社の弓神事に臨む。自分のやるべきことを果たすことこそがヒロトへの応援だとの信念を持って、弓を引く一瞬に集中。みごとに的の真ん中を射抜いてみせた。

事件解決後、自らも「ヒナタ」のダイバー名でGBNデビュー。ヒロトたちと共にエルドラへ赴き、フレディら住人たちと交流をすることになった。