ラディスラフ・フォン・ボルトケヴィッチ(Ladislaus von Bortkiewicz、1868〜1931)とは、ロシア出身のドイツの数理統計学者、数理経済学者である。
1868年サンクトペテルブルクにて生まれる。サンクトペテルブルク大学を卒業後、ドイツのゲッティンゲン大学へ留学。それ以降の論文は全てドイツ語で書かれた。その後一時帰国を経てからベルリン大学に30年務める。どちらかといえば経済学よりも統計学で活躍した。
確立理論、小標本理論、放射能の統計的解釈などに多大な貢献をした数理統計学者、また多数の批評論文を投稿した数理経済学者である。それぞれのテーマは優れたものであり、パレートやワルラス、アルフレッド・ウェーバーに関して鋭い批判を行った。
しかしボルトケヴィッチの最も有名な業績はそれらの論文ではなく、マルクスの資本論の批判にあった。彼は資本論の一巻と三巻に致命的な矛盾(労働価値説における価格と労働価値タームの混在)を指摘し、資本論を批判した。
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最終更新:2024/11/28(木) 10:00
最終更新:2024/11/28(木) 09:00
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